「なぜ」よりも「どうやって」
2014年09月08日(月)
「聞き上手になりたい」

という女性のお客様が来られました。

聞き上手になるためのコツを説明していました。

途中、

「あぁ、そこが間違っていたんや」

「そうすれば良かったのか」

と、どんどん気づいていかれました。

僕が、間違っていたところを指摘したわけではありません。

自分で気づかれたことが大事なのです。

その方は、彼の話を聞いてあげようと挑戦したけど上手くいかなかった。

何がいけなかったのかは彼に聞いても分かりません。

自分で考えても分かりません。

聞くためのコツを聞いて、実際の経験と照らし合わせることによって初めて、

何がいけなかったのかに気づけたのです。

「何がいけなかったのか?」

ではなくて、

「どうすれば上手くできるのか?」

と考えたことが、今回の気づきに繋がったのです。

反省するのではなく、次はどうしよう、というのが前向きです。

「頑張ってみるわ」

と、いつもの笑顔で帰っていかれました。

2014-09-08 | 記事へ |