サザンカンフォート。
2012年06月27日(水)
「何を飲もうかなぁ」

と考えているのもBARでの楽しみの一つです。

「何を飲みたいんだろう」

と自問自答しているのです。

仕事終わりに精神的に疲れている時があります。

エネルギーレベルは0で、このまま帰ってもイライラしてしまいそう。

そんな時に何を飲もうかと考えました。

ビールの単調な爽やかさではありません。

いきなりキツいウィスキーも違います。

甘ったるいのも余計イライラしそうです。

だからと言って、いつものジントニックやジンリッキーでは、

大きな変化を与えてもらえそうにない。

スッとストレスを和らげてくれそうなカクテル。

南の至福、『サザンカンフォート』というリキュールがあります。

ピーチやオレンジなど色んな果物を使って作られた、フルーツリキュールです。

そのサザンカンフォートに、パイナップルジュースを加え、
レモンジュースをギュッと絞ってシェークします。

グラスに移し、ジンジャーエールで満たします。

甘過ぎず、爽やか過ぎず。

フレッシュレモンがキュッと効いていて、元気になれそうです。

カクテル名は、『サザンスパークル』。

ゆっくりと飲み干して、さて次は。

まだウィスキーを飲む体力は回復していません。

でも、もう少しアルコールの効いたものが飲みたい。

サザンカンフォートつながりで決めました。

『ジャックター』

ホワイトラムとサザンカンフォート、ライムジュースのショートカクテルです。

最後にアクセントで、ライムのピールをしてみました。

レモンピールよりも香りが強く残り、

「あぁ、BARでカクテルを飲んでいるんだ」と実感します。

味は、気のせいか、エナジードリンクな感じです。

アルコールもしっかり効いていて、ゆっくり眠れそうです。

奥さんの話も少しだけ聞いてあげてから。
2012-06-27 | 記事へ |
優しさ。
例えば、本人の見えないところが蚊にくわれていたとします。かゆそうです。

これを教えてあげるのは優しさか、という話です。

蚊にくわれていても、気づかなければかゆくないことはよくあります。

特に背中は気づきません。

それを、わざわざ教えてもらうから、かゆくなるのです。

教えないのが優しさだと思うのです。

それを教えてしまう、勘違いな優しさをしてしまうのです。

辛そうな人に、

「辛そうですね」

と声をかけるのが、いい時と悪い時があります。

本人が辛いことに気づいていない場合は、背中の虫刺されと同じです。

それは気づかいでもなんでもなくなるのです。

電車で席を譲る人は確かに優しいです。

では、席が空いているのに座らずに立っている人の優しさには気づいてあげられるのでしょうか。

これ見よがしな優しさではなく、極めて控えめな優しさがあります。

自分が立っていればその分誰かが座ることができる。

その、優しさも、やっぱり優しさだと思うのです。

女性のお客様が一人で来られました。

僕に何か相談したそうです。

先にいらっしゃった男性のお客様が少し様子をうかがってから、
チェックをされました。

いつもならもう少し飲まれていてもおかしくありません。

でも、気を遣われたのだと思います。

この優しさに気づけるかどうかです。

小さな小さな優しさがあります。

誰にも気づかれない優しさがあります。

本当に優しい人は、

「優しいですね」

なんて言われない人かもしれませんね。
2012-06-27 | 記事へ |