岸辺 正雀 ショットバーレインフォレスト
ブランドになる

好きな仕事をしている人、素敵ですよね。

以前「やりたい仕事、好きな仕事がないという人はたくさんいる」と書きましたが、

それでも好きな仕事についている方はたくさんいます。

僕の店を作ってくれた大工さん。

彼は当時23歳でしたが、店を一つ作ってしまうほど、ちゃんと仕事のできる人です。

一緒に手伝わせてもらったのですが、ホントに楽しく仕事ができました。

段取りのよさ、真面目な仕事ぶりが、大工仕事にかける真剣さを感じさせてくれました。

だから、また何かあった時にはすぐにお願いしようと思うのです。

店をデザインしてくれたインテリアデザイナーの女性も当時23歳でした。

彼女もまた楽しんで仕事をしてくれました。

できあがりの満足度は、想像以上です。

そしてやはり、この人にならまた仕事を任せたいと思うのです。

グラフィックデザイナーの友達もそうです。

好きな仕事をしているからこそ、温度のある作品を作ってくれ、

また何かあったら頼もうと思わせるのですね。

三人共、この人にしかできない、という仕事をしてくれています。

「大事なのは、自分がブランドになる」という言葉を聞いたことがありますが、

まさにそういうことだと思います。

会社が大きいから、年を重ねているから、ではなく、この人だからと思わせる人。

この人にしかできない、と思わせる人。

そういったところにその人のブランドと言われるものがあるのではないでしょうか。

そういう風に仕事をしている人。やはり素敵ですね。


ブランドになるとすればどんなブランドになれそうですか?