岸辺 正雀 ショットバーレインフォレスト
友達の仕事
何人かで友達の誕生日をお祝いしました。

総長100メートル以上のクリスマス電球で文字を描き、木や壁も電飾しました。

その準備の日、僕よりも先に到着していた友達がいます。

電気関係の仕事で独立している友達です。

作業服のまま、7メートルもあるはしごを車に乗せて待っていてくれました。

心強い出で立ちです。

素人では届かないような高さに、電飾を飾り付けてくれました。

普段は見ない友達の働く姿です。

もちろん普段は電飾の飾り付けをしているわけではありませんが、

動きがもうプロでした。

僕も興味本位ではしごを登らせてもらったのですが、

慣れてないせいか、すごく恐怖を感じました。

「えらい大変な仕事をしてるんだな」

と実感した瞬間です。

その時、自分はそんな風に命がけで仕事をしているのかと考えさせられました。

本人は、そこまで考えて動いているわけではないと思いますが、

第三者から見てふと感じる刺激。

そんなところにも“プロさ”はあるのだろうと思いました。



6つのスイッチで制御された電飾は、音楽に合わせて完璧に点灯。

別の友達二人の完璧なコンビプレーでした。