岸辺 正雀 ショットバーレインフォレスト
思い出という記憶

あるお客様がこんな話をして下さいました。

旅行代理店で働いていた時に、

ツアー中お客様に話して喜ばれた話だそうです。

人の記憶というのは結構あいまいなものです。

例えば昨日の晩御飯は思い出せても、

おととい食べた晩御飯を思い出せなかったりします。

でも、ずっと過去のことでも、思い出というのは忘れません。

覚えておこうと思ったわけではないのに、ちゃんと記憶として残っています。

旅行とはそんな思い出を作ることのできるイベントなんです。

と話すのだそうです。

確かに僕もおとといの晩御飯が思い出せません。

でも数週間前に食べたホテルでの食事は覚えています。

そこには感動がありました。

感動があったから思い出として記憶されたのです。

旅が思い出になるのもそこで感動があるからなのですね。

今までの色んな思い出も、心を揺さぶられた感動があったのです。

そのお客様は更にこうも言っていました。

「結局おじいさんになって何が楽しいかって、

どれだけ思い出があるかってことなんですよね。」

最近、いつ感動しましたか?