岸辺 正雀 ショットバーレインフォレスト
砂時計

『夢に日付を!(渡邉美樹/あさ出版)』という本を読みました。


すごく感銘を受けた話がありました。

僕が独り占めするのはもったいないと思い、

読んでない方の為に紹介させてもらうことにしました。


日本人の平均寿命は82年です。

日にちに直すと、2万9930日です。

なんと3万日もないのです。

そのうち僕はもう1万日を過ごしています。

すごく大きな砂時計を想像してください。

その上の段に、一円玉が2万9930個入っています。

それが毎日一つ一つ落ちていくのです。

そしてすべての一円玉が落ちた時、

その寿命をまっとうすることになります。

しかし、一つだけルールがあります。

一円玉の中には一枚だけ金色のコインが混ざっています。

その金色のコインが落ちた時、

すべての一円玉が一斉に落ちる事になっています。

それが『死』です。

金色のコインはどこにあるのか分かりません。

最後の最後に落ちれば万々歳です。

ただし、それは一年後に落ちるのかもしれないし、

もしかすると明日、その金色のコインが落ちる可能性もあるのです。

それは分からないのです。


僕はその砂時計を想像した時に人生の有限を感じました。

やりたいことが無いなんて言ってられないと思いました。

そしてやりたいことは必ずやってやろうと思いました。


『人生が終わってしまうことを恐れてはいけません。
人生がいつまでも始まらないことが怖いのです。
−グレース・ハンセン(アメリカ作家)』



面白いサイトがありました。
生まれてから何日たったのかな。