生フルーツカクテル第三弾。
2011年10月30日(日)
今回は、みなさまのご想像通り『みかん』です。

「やっぱりみかんか」

そんな軽い気持ちでカクテル作りも簡単に考えていました。

甘かった。

みかんじゃなく、僕が。

今回も前回同様、ベースになるお酒を探しました。

今回は、アプリコットブランデーとコアントローでもチェック。

スピリッツを全てのグラスに入れ

絞ったみかんジュースで満たします

一杯一杯試飲した結果

この二本に絞られました。

この時は、これで完成だと思いました。

そしてカクテルを作り、試飲しました。

違う。全然違います。
アルコール臭がきつく、みかんがどこかへ行ってしまっています。

苦しまぎれにチェリーを入れてみました。

だからなに?

この壁は大きく感じました。

この日は、これで試作を中断しました。

カクテルは、ほんの少しのことで全然違うものになります。

例えば、今回使うのですが、オレンジビターズ。

このビターズを一滴入れるのと二滴入れるのとでは、
違うものになってしまいます。

二滴では多過ぎるのです。

では、その一滴も入れないとどうか。

それでは、カクテルにしまりがなくなるのです。

はちみつを1ドロップだけ入れてみました。

はちみつの甘さはみかんの甘さとは違う甘さで、

これはこれでカクテルに深みが出ます。

しかし、はちみつのエグい甘さが際立ってしまいます。

ほんの少しでも、主張してくるのです。

スピリッツの量も工夫しました。

多過ぎず、少な過ぎず。

アルコールの得意な人、苦手な人に対応できるように。

どこまでOKなのか何杯も試しました。

そんなこんなな数日後、
興味深いはちみつを見つけ、早速仕入れました。

これは大正解でした。

エグい甘さはなく、みかんを邪魔せず、カクテルに深みを与える。

そんなはちみつがあったのです。

国内産、みかん畑に咲く花から採れた、みかん山のはちみつです。

カクテルは完成に近づきました。


さて、カクテルを完成させると次は、ネーミング会議に入りました。

これには妻に手伝ってもらいます。

妻は僕よりも発想が豊かなので、どんどん出てきます。

これはその一部ですが、
ポストイットをカウンターにベタベタと貼っていきます


そして、ついに名前も決まりました。

生フルーツカクテル第三弾。

11月より販売予定です。

お楽しみにお待ち下さいませ。mi
2011-10-30 | 記事へ |
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