鍛錬。
2010年07月31日(土)
「暑いから汗が出る」
と考えると汗も気持ち悪いです。
でも、
「体を冷やす為に汗が出る」
と考えると汗もありがたいです。

暑くてダルイ時は、さらに汗をかきます。
ビリーです。(出た)

一時間後には別人になっています。

自信に満ちた涼しい顔をしています。

ビリーは体を鍛えるだけでなく、
心の鍛錬にもなります。

きつくなると、顔はしかめ面になります。

ミナミの帝王みたいな顔になります。

頑張っている顔ですが、それでは潜在能力は出せません。

そこでニッと笑うのです。

すると、スッと楽になるのです。

不思議ですが、もうワンセットいけそうになるのです。

しかめ面の内はまだ頑張れていません。

笑うともっと力が出せるのです。

ビリー四枚組み二枚目の応用編で、真ん中で笑いながらの人がいます。

ビリーにどやされていますが、
彼女はふざけているわけではありません。

むしろ一番頑張っています。

しかめ面の前列の方が怪しいです。

DVDの中の皆がしかめ面のシーンで僕もあえて笑いながらします。

本心はミナミの帝王顔です。

でも、この余裕な感じが優越感になります。

これが心の鍛錬になると思うのです。

力を抜くともっと力が出ます。

でも、「力を抜いて」
と言っても抜けないのが力です。

「笑って」いくのです。
2010-07-31 | 記事へ |
選択。
2010年07月28日(水)
常識と本能が一致していると気持ちいい。

常識と本能はよく反発します。

こうするべきだという常識と、
こうしたいという本能が戦います。

常識を取るとモヤモヤが残りますがそつなくいけます。
本能を取ると問題が増えますが爽快です。

子供だって親の言うことと本能との葛藤です。

大人になると、常識と本能との葛藤なのです。

常識を無視して、問題を解決していく、
もしくは、本能を抑えて常識を受け入れる。

どっちも大人の解決方法なのです。
2010-07-28 | 記事へ |
後悔の原因。
2010年07月21日(水)
「なぜ別れたあとに後悔するのですか?」
と質問されました。

僕の答えは、
「付き合っている時に相手を客観的に見られなかったから」
だと思います。

相手しか見えてないのは、本当は相手すら見えていないのです。

正面の、しかも顔だけ、鼻だけ、くらいの小さな相手しか見えてないのです。

これだと、飽きるか、フラれます。

別れてから、相手のいいところが見えるのはこの典型的な話です。

上から、後ろから、横から、中から、と相手を見ているかどうかです。

カップルのケンカが大切なのは、ケンカをすると相手を客観的に見られるからです。

悪いところが見えて、
「でも、根はいい奴なんよな」
と、深いところが見えるようになるのです。

そして、客観的に相手を見られると、無駄な時間がなくなります。

ケンカをしてもまだ鼻しか見えてないと、別れられずに後悔します。

客観的に見てしまったあとに、

「やっぱ、こいつ最高」

という相手が本当にいい相手だと思うのです。
2010-07-21 | 記事へ |
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変化。
頑張っても、何もしてなくても人は変わります。

だから、変わらないのは難しい。

泳げば前に進めますが、何もしなければ沈みます。

その場にずっといるためには、立ち泳ぎが必要です。

プカーッと浮いている為には脂肪が必要です。

沈む以外の方法には、努力や事前に何かを得ている必要があるのです。

変わろうとしなくてもいいのです。

沈まなければ、それはそれで大変なことなのです。
2010-07-21 | 記事へ |
隙間。
2010年07月20日(火)
ぽっかり空いた心の隙間は、埋めようとしてはいけません。

埋めようと頑張っても、見つかるのは、一回り小さい同じような形のものです。
スカスカしてまたすぐにスポッと外れてしまいます。

さらに、この微妙な隙間が余計虚しくなります。

ぽっかり空いた心の隙間は、埋めるのではなく潰すのです。

隣の袋を大きくすれば、空いていた隙間は押し潰されます。

そして大きくなった袋に余裕ができた時、

その隣に新しい形の袋が埋まって膨らんでいるのです。


これが、僕が考える、失恋後のうまくいく恋愛のイメージです。
2010-07-20 | 記事へ |
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表裏。
2010年07月19日(月)
「女性とは、別にエッチをしたいとは思わないんですよ。
ただ、しゃべるだけでいいんです」
と、20代の男性から聞くと、
すぐに『草食系』という言葉で片付けようとします。
『草食系』で片付けようとするから片付かないのです。
「分からん」
となるのです。

例えば、女性から、
「別にエッチはしたくないけど、男性からはちやほやされたい」
と聞かされると、特に異論はありません。
そうだろうな、と思います。

同じことなのです。

男だと思うから、草食系という新しい言葉で分かったフリをしてしまうのです。

「あぁ、その部分は女性なんだな」
と思ってあげると納得できたりするのです。

「将来はビックになりたいっすよ」
という部分は、
「あぁ、男の子なんだな」
と思えばいいのです。

男だからと言って、全てが男とは限りません。
おばちゃんみたいなおっちゃんもたくさんいます。
逆もまたしかりです。

『童貞』と言うから男っぽくなるのです。
『処男』と言えば、
「大事にしててもいいよな」
と思えると思うのです。
2010-07-19 | 記事へ |
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具体策。
2010年07月16日(金)
『頑張る』
という言葉は極めて抽象的です。
他の言葉にすると、
『もっと』
です。
「頑張って!」
と言うのは、
「もっと!」
と言っているのと同じです。
もっとどうしたらいいのか言ってないのです。
「頑張って」
と言われても頑張れないのはそのせいです。
「今のままでいいと思うよ」
と言われるとほっとすることはあるかもしれません。
そのつもりで、
「今のまま頑張ってね」
と言われてもピンとこないのは、
「今のままもっとね」
と言われるようなものだからです。

「どうせぇっちゅうねん」
ということなのです。

『頑張る』という言葉に頼ってはいけないのです。

「今はとにかく耐える時だと思うよ」
と言えば分かりやすいですが、
「今はとにかく頑張って」
と言ってしまうのです。

「仕事頑張ります」
と言う時も、気持ちは、
「仕事もっと」
と言う気持ちです。

でも、『もっと』の先がないのです。

「もっと頑張る」では、「もっともっと」です。

何がしたいのか余計分かりません。

頑張るという言葉は、具体的にしなければ伝わらないのです。

「仕事をもっと早く終わらせます」
「仕事をもっと沢山こなします」
「仕事をもっとミスしないようにします」

と具体的にすると、もっとの先が見えるのです。

そうすると更に、具体的な行動が見えてくるのです。

そんな話をお客様と話していました。

その方は、その日にしなければいけないことを、
暗号で書き留めると話して下さいました。
しかもその場所が、左手の手の甲の親指とひとさし指の間のスペースなのです。
紙に書くと紙を失くすこともあります。
それに、メモを見る習慣が必要です。
手の甲だと、否が応でも目につきます。
失くすこともありません。
消えないように気をつけるだけです。
だから、当日限定なのです。
メモを暗号にするのは目立たさない為だそうです。

例えば、「銀行に行く」であれば「G」
「誰々さんにお金を返す」であれば「O」
「コピーを取る」なら「C」
という具合です。

暗号を忘れてしまう心配もありますが、
意外に忘れないそうです。

その日にメモしたことなので、連想すれば思い出すそうです。

『言われた仕事を忘れず確実にこなす』
という目標の先に、この具体策があるのです。

これが、「仕事を頑張る」の具体的な話だと思うのです。
2010-07-16 | 記事へ |
順番。
2010年07月08日(木)
先日、
「彼女が欲しい」
という学生さんに色んな質問をさせてもらいました。

好きなタイプを聞くと、
「誰にでも優しくできる人がいい」
と答えられました。
僕はすぐに、
「嫉妬しませんか?」
と聞くと、
「あぁ!」
と残念そうです。

誰にでも優しくできる人は素敵な人です。

彼女にするべきです。

でも、他の誰かに優しくしてるのを想像して、
嫉妬してしまうようでは続きません。

だから、「誰にでも優しい」のではなく、
「電車で立ってるお年寄りに席を譲れる人がいい」
というくらいに絞るといいのです。

「彼女ができたらどんなことをしてあげたいですか?」
とも聞きました。

してあげたいことがあると彼女ができます。

例えば料理を作ってあげたいと思えば、料理の勉強をします。

そして、出合った人にそんな話ができるのです。

すると、
「男料理なんて食べたくない」
という女性がいたら、そんな人とは付き合わなくてすむのです。

逆に、
「今度作ってよ」
と言われたら次へ進めるのです。

そんな話をすると、その学生さんは、
「料理頑張ります!」
と張り切っていました。

ただ、僕は料理ができません。
すると、料理ができる彼女ができるか、彼女が料理上手になるのです。
という話をすると、今度は、
「料理できない方がいいですね」
と節操がありません。

最後には、
「とりあえず、女の子と知り合いたいですね」
と話されました。

これも立派な前進です。

彼女がいないうちから、
「結婚したい」
というのは、本当は何がしたいのか分かりません。

「子供が欲しい」
と言っても、誰の子供でもいいわけではないと思います。

誰かと付き合っていて、
「あぁ、この人と結婚したいな」
と思うのが順番だと思うのです。

彼女を作る前に、まずは気になる人を作る方が先だと思うのです。
2010-07-08 | 記事へ |
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