矛盾。
2010年04月27日(火)
例えば男性の場合、

「もし、自分が女性だとしたら、自分のような男と付き合いたいか?」

との問いに、NOの人が多いのではないでしょうか。

女性の場合もまたしかり。

恋愛が難しいのはここにもあると思うのです。

一番好きな自分なのに、付き合いたくはないのです。

そう考えると、彼女への感謝の気持ちも沸いてきます。

『自分には手に負えない自分と付き合ってくれている』のです。

そこに気づけるとうまくいきます。

逆に、相手のことが一番になってしまうと、お互いがしんどくなると思うのです。

「私はこんなに好きなのに」

というのが典型的です。

『私が一番好きなのは私』だと自覚できるとうまくいくのです。

『自分のことは嫌い』だというのならなおさらです。

そんな自分と付き合ってくれる人に文句は言えないはずです。

だからと言って、相手を一番にしてしまうと、重くなるのです。

重くならないのは、感謝です。

見返りを求めず、感謝をしていればうまくいくのです。

なんとなく、好き嫌いで恋愛を成立させようとしがちです。

入り口はそこなので初めはそれでいいのです。

長くなってくると、好きの優先順位が大切です。

『私を一番に想ってくれる人』

は、きっとどこかで疲れてしまいます。

『自分のことはこんなに好きだけど、
そんな自分にないところをこんなにも持っているあなたは最高だ』

というスタンスが素敵だと思うのです。

そこに見返りではなく、一緒にいられる感謝の気持ちが沸いてくると思うのです。
2010-04-27 | 記事へ |
| 結婚・恋愛論 |
時間。
2010年04月24日(土)
明日って何のためにあるのかって。

それは、今日のためだと思うのです。

今日は明日のためにあるのじゃなくて、

昨日のためにあると思うのです。
2010-04-24 | 記事へ |
大人。
2010年04月23日(金)
大人と子供の線引きは難しい。
二十歳になればみんな大人になれるとは限りません。

結婚して子供ができた、という線引きでは問題があります。
それに、それだけではまだ微妙な人もいます。
その子供に子供ができるのを待つのも大変です。

それでは、怒らない人というのはどうしょう。
怒らない人は大人な感じです。

しかし、怒らない小学生は、それでもまだ小学生です。

では、二十歳を過ぎて怒らなければ大人なのでしょうか。

それでは、教育はできません。

感情的に怒らないということを前提にしても、
穏やかに諭すことだけが教育とは思えません。

感情を抑えるだけが大人でもないと思うのです。


あるお客様がおっしゃいました。

「大人とは、素のままで社会生活が営める人」

実はこれが深い。

気を遣える人は大人です。
社会生活を成立させるためには、気を遣うことは重要です。
ただ、子供でも気は遣うものです。
気を遣うだけでは大人にはなれません。

自分が『素』でいた時に、社会が認めてくれて受け入れてくれるかどうかです。

ただの自由奔放では受け入れてもらえません。

逆説的ですが、素でいるのに、認めてもらえるのは、大人だからです。

社会に受け入れてもらえる、要素を持ち合わせているということです。
そして、そのように振舞えているのです。

さらに無理をしていない。

ここまでくれば立派な大人だ、という定義です。

わがままを許してもらえるのは子供です。
わがままを認めてもらえるのが大人なのかと思いました。

年を取るだけでは大人にはなれません。

大人っぽくてもまだダメです。

素になれる。そしてそれを認めてもらえる。

なんとも、大人の階段が遥か上の方に伸びていくのを感じました。
2010-04-23 | 記事へ |
質問力。
2010年04月11日(日)
「質問は最高のプレゼントだ」

と言っていた人がいます。

僕もそう思います。

僕の場合は特に物欲がないので、
今一番欲しいものは?と聞かれると、
「質問」です。

「涙の成分は、水と塩分以外に何があると思いますか?」

こんな質問は最高です。

「言葉に出来ない言葉とか・・」

考えるだけでワクワクしてきます。

それはさておき、
僕が相談にのる時に気をつけていることも、
この質問です。

いい質問が浮かんだ時は、いい解決の方向に向かうのです。

そのためには、その相談に集中しなければいけません。

他にお客様がいて、そうも出来ないこともあります。

店が終わり、落ち着いた時に質問が浮かびました。

今日、聞きそびれた質問です。

「今、最も難しいと思っていることは何ですか?」
2010-04-11 | 記事へ |