天使の質問。
2015年03月26日(木)
例えば、挑戦しようと思っていることがあります。

でも、一歩が踏み出せません。

挑戦したほうがいいことはなんとなく分かっています。

挑戦しなければ後悔することも気づいています。

挑戦するために必要なこともそろっています。

でも、一歩が踏み出せない。

メリットもデメリットも整理しました。

あとは踏み出す勇気だけなのでしょうか。

勇気だけというわけではないようです。

では、ほかに何が必要なのか。

何が足りないのか、何が壁になっているのか。

そんなことはもう考えつくしました。

そもそもこの挑戦はするべきなのか。

そんな風に悩む自分にいきどおりを感じます。

大きな挑戦なら当然のことです。


だからそんな人にこんな天使の質問。

「それに向うための、あまり労力のいらない、

今すぐにでもできそうな小さな一歩にはどんなことがありますか?」

決断は大きな一歩です。

初めの一段はどうしても高いのです。

二段目からはゆるやかになります。

分かっていても、大きな初めの一段には躊躇します。

だから、その前に小さな一歩を探してみるのです。

勇気も後押しもいらない、小さな一歩です。

これなら簡単に上れるという高さまで下げてみます。

小さな階段でも、一歩上っています。

大きな決断よりも、小さな一歩から始めてみるのです。
2015-03-26 | 記事へ |
何がないですか?
2015年03月24日(火)
「靴がないと嘆(なげ)いている男が、足のない人に出合いました」

という話があるそうです。

この一つの文で何かを感じられる人は感じます。

自分がいかに恵まれているかに気づかせてくれます。

自分がいかに贅沢な悩みをもっているかに気づかせてくれます。

自分がいかに自分のことしか見ていないことに気づかせてくれます。

「で、僕は何がないって言ってるんだっけ?」
2015-03-24 | 記事へ |
自分の長所を知る方法。
2015年03月16日(月)
『自分の長所を知るワークシート』をしてくれたお客様が、その途中で、

「なんか、見えてくるなぁ」

と、つぶやきました。

やり方は、100以上の長所が書かれたシートに、

自分が当てはまると思う言葉にチェックを入れていきます。

更に、チェックが入らなかった言葉を消していきます。

このときに、もう一度確認できるのです。

一度目は入れなかったチェックが入ることがあります。

自分の評価なので甘くてもいいのです。

そして、最後に消されなかった言葉を丸で囲みます。

これだけです。

チェック項目が多ければいいということではありません。

僕は少なかったです。

どんどん消していく作業中に凹みそうになりますが、

凹む必要はありません。

残された少ない長所にフォーカスすると、

自分が自分である所以(ゆえん)が見えてきます。

これが自信の元になります。

その他に、周りと自分の目のギャップに気づくこともあります。

周りは褒めてくれる自分のいいところも、

自分ではあまり長所だとは思っていない場合です。

そこは無理してたんだと気づくこともあります。

逆に、周りには気づいてもらっていない自分の長所も見つかります。

「これは長所だったんだ」という気づきもあります。

ある女性は、

「この辺りの長所があるから、今の仕事をやってるんやなって気づきましたね」

と、教えてくれました。

何か見つからなくてもいいのです。

なんかちょっとね、ほわっと気持ちが上がってもらえるといいなと思うのです。



興味のある方はご遠慮なくお申し付けください。

もちろん無料です^^
2015-03-16 | 記事へ |
TABATAが熱い。
2015年03月11日(水)
TABATA式トレーニングというのを知りました。

4分間のトレーニングで、1時間エアロビをしたくらいの
カロリー消費のあるトレーニング方法だそうです。

日本人が開発した方法ですが、海外で人気があるようです。

YouTubeには外人さんの、『TABATAやってみた』的な動画がいくつもありました。





見ているとテンションが上がってきたので、
TABATA SONGSという、専用の曲をダウンロードしました。

トレーニング方法としては、20秒間トレーニングして、10秒休憩、
また20秒間して10秒休憩というのを8回繰り返します。

トレーニング内容は、腕立てでもスクワットでも何でもいいそうです。

いかに20秒間で自分を追い込めるかというのがミソです。

このトレーニング方法のいいのは、トレーニングの後も、
ずっとエネルギーを消費している感があります。

消費時間が4分間だけではないということです。

僕は夕方したのですが、仕事前までエネルギーを消費している勢いでした。

そして、次の日も筋肉痛が取れません。

妻も今ダイエットを頑張っています。

トレーナーは僕なので妻も大変です。

筋トレに関しては僕は妻にも厳しいです。

早速、TABATAをやってもらいました。

今朝は、「筋肉痛で起きられない」と言っていました。

やらせ過ぎました。

TABATAのせいです。いや、お陰です。

たった4分間でこの効果。

もう流行っているのか、これから日本でも流行るだろうなと思います。
2015-03-11 | 記事へ |
自分発見企画、第三弾。
2015年03月07日(土)
『自分の長所を知る』

こんな三人のために。

1.自分を好きになりたい人

2.自分の好きな所を新発見したい人

3.「長所は?」と聞かれて困った人

自分の短所はすぐに見つかっても、

長所はなかなかスッと言えません。

「そうそう、ホンマはこんな奴やねん、自分は」

という、嬉しくなる発見をしてみてください。

やってみてくれた若い男性のお客様は、

「俺って意外とええ奴ですね(笑)」

と、照れていました。

この自己肯定感が大事です。

また別の女性のお客様は、

できあがったリストを眺めて嬉しそうでした。

僕は、

「そんな人なら好きになれそうですか?」

と聞きました。

「これは好きになれそうですね」

と、おっしゃいました。

いいところがない人なんていません。

でも、そこに光を当てないと、いつまでも知らないままなのです。

自分の悪いところばかり見ていたら好きにはなれません。

『いいところリスト』に載っている自分も本当の自分です。

こんなにいつも一緒にいるのに、知らないのはもったいない気がします。

そして、そのいいところを伸ばせば、もっと自分が好きになれそうです。

自分磨きで、どこを磨けばいいか分からないときは、

そんな『自分のいいところ』を磨くといいのです。
2015-03-07 | 記事へ |
大人になるって難しい。
2015年03月02日(月)
2015年3月1日。僕は『ゾンビ』になった。

咳(せき)はなんとか治まっていましたが、

少し頭痛がしていました。

風邪の症状です。

僕は自分の身体で実験してみようと思いました。

「風邪気味でフルマラソンを走るとどうなるか」

マラソンは健康のためにやっています。

今回の行為は本来の目的とは逆走しています。

それでもなぜか、

「無理をしないと、無理ができなくなる」

という、サッカー元日本代表のキング・カズの言葉が浮かびました。

カッコいい。

走っているうちに身体が温まって、

風邪も治るのではないかと期待していました。

気温4度。雨はずっと降り続いていました。

朝の5時30分には現地にいました。

フルマラソンスタートは10時50分です。

永遠に思えるような5時間強を車で過ごしました。

スタート地点に着く前に、靴の中にはもう水が入ってきていました。

いよいよスタートです。

冷たい雨はまだ降り続いています。

10kmまでは友達と一緒に順調に走っていました。

僕らの合言葉は、

「初めはゆっくり」

呪文のように二人で唱えていました。

15km辺りで上り坂が出てきました。

坂道が好きな僕らには、へでもない坂です。

のはずでした。

友達は少しペースが上がりました。

余裕な感じです。

僕はそれに着いていくのが精一杯でした。

おかしい。

身体が思うように動いていないことに気づきました。

「20kmまでは一緒に行こう」と言ってくれていたのですが、

ここで先に行ってもらうことにしました。

一人旅が始まりました。

雨はまだ降り注いでいます。

18km地点にまさかの妻と友達の彼女がいました。

雨の中嬉しい応援です。

ただ、僕には手を上げて応えることしかできませんでした。

20kmを過ぎると咳が出てきました。

咳をすると着地のリズムが狂って走り難くなります。

腹筋にも力が入るのでエネルギーの無駄遣いです。

途中、アミノ酸を補給するために少し歩いていました。

沿道でおじさんが、

「がんばれ〜!がんばれ〜!」

と応援しています。

そのおじさんの前を通過するとき、さっきまで、

「がんばれ〜!」

と声を張り上げていたおじさんが僕に、

「無理しなや。無理したらアカンで」

と言ってくれました。

僕はどんな顔をして歩いていたのでしょう。

心が折れそうになりました。

30kmの関門を残り3分のところでなんとか通過しました。

ホッとしたのか、寒さで急に身体が震えだしました。

歯がガチガチと鳴り、ひざから下の感覚がほとんどなくなっていました。

必死に腕を振って走っているつもりが、

ひざが曲がらず股関節がうまく動きません。

唯一感覚があって痛みを感じていたのが股関節でした。

雨は激しさを増していきます。

僕のことなど見えていないかのように、後ろから人がどんどんと追い抜いていきます。

とうとう、歩いているくらいのスピードになっていました。

ところで、ゾンビはひざが曲がりません。

ゾンビのマネをするときは、ひざを曲げずに歩くとそれらしくなります。

冷たい雨が降りしきる中、僕は震えながらゾンビのように歩いていました。

しばらく歩いても身体の震えは止まりません。

走ろうと試みても、まともに動くのは腕だけでした。

32km地点を過ぎたとき、ゾンビ収容所が見えました。

選手収容所でした。

僕の身体は自然と傾き、収容所に向いました。

係員が僕を見ています。

ガチガチと震える歯の奥からなんとか、

「リ、リタイヤします」

と伝えました。

あのまま歩いていたら、どこかで一歩も動けなくなって、

雨の中立ち尽くしている絵が浮かびました。

ゾンビから人間に戻る過程で、

健康のために走っていることをやっと思い出しました。

制限時間を越えてもまだ帰ってこない僕を、

心配しながら妻と友達が待っていてくれました。

なんとも申し訳ないことをしました。

途中、救急車が出動していたくらいの負傷者もいました。

迷惑はかけまいと思っていましたが、

大変な心配をかけてしまいました。


今回の実験で分かったことは二つ。

「風邪は雨の中を走っても治らない」

「無理をすると、仕事ができなくなる」

大人になるって、難しい。
2015-03-02 | 記事へ |