移り変わるもの。
2013年09月29日(日)
「最後にもう一度だけ」

と、氷のグラスで飲みに来てくださいました。

「移り変わっていくウィスキーが楽しめますね」

とおっしゃいました。

ただ単に、氷が解けて薄まっていくのではなく、

移り変わっていく。

素敵な表現だなと思いました。

季節も同じです。

移り変わっていくものです。

暑いのがただ単に寒くなっていくのではなく、

肌で感じる気温、湿度が、全体的に移り変わる様があるのです。

そして、

「今がちょうどいい」

という瞬間があります。

それは、氷が解けていくウィスキーと同じです。

その瞬間をつかまえて楽しめるかどうかです。

ランニングをしていると、今が本当に最高の季節だと実感します。

長くは続かないであろう最高の瞬間。

それは確かにあります。

ウィスキーも季節も、変わるのではないのです。

移り変わっていくのです。


氷のグラスあと2日です
2013-09-29 | 記事へ |
氷のグラスの作り方。
2013年09月28日(土)
氷のグラスを初めてご覧になった方が、

「こういうことか!」

とおっしゃいました。

確かに、氷のグラスと言われてもピンときません。

冷凍庫でしっかり冷やしただけのグラスも想像できますし、

水を入れたグラスを重ねて冷凍庫で作る、家庭用の氷のグラスも想像できます。

そうではありません。

丸氷2個分の氷の塊から削り出して作ります。

今さらですが紹介させていただきます。

氷の塊と七つ道具(三つ道具)

まずは円柱を作りグラスの感じに

次に穴を空けます

横から見るとこんな感じ。
この真っ直ぐな穴が一番の難関です

後は逆三角すいになるように削っていきます。

持ちやすいように回りを包丁で削り、冷水で洗ってとりあえず完成。
一晩寝かせて次の日に仕上げをします。


今日は、2年ぶりに氷のグラスでマティーニを飲んで下さった方もいらっしゃいました。

間に合ってよかった。

あと3日です^^

氷のグラス
2013-09-28 | 記事へ |
手に入れられるもの。
2013年09月27日(金)
アイデアがあって根性があれば上手くいく、という話をしました。

根性のある方が来られていたからです。

その方は、社長に、一週間で100件営業を回れと言われて、134件回ったそうです。

これは根性です。

根性にアイデアがあれば上手くいきます。

アイデアとは、好きなことです。

ワクワクしてテンションの上がることです。

根性のある人にそれが見つかれば、どう考えても上手くいきます。

アイデアというと、何か発明のような画期的なことを考えなければと思います。

そんなに難しく考えなくてもいいのです。

「どうすれば儲かるか」

なんて考えても、いいアイデアは浮かびません。

それよりも、

「こんなことをしてみたい」
「こんな店なら自分が行きたい」

ということを考えた方が浮かびます。

それがアイデアなのです。

心からやりたいこと、好きなものが見つかれば自然と動けます。

さらに根性が後押しします。

上手くいくときはこの流れです。

エレベーターの階ボタンをちゃんと押しているかどうかです。

「閉」ボタンだけ押して、

「どうすれば上にいけるのか」

と考えていても、上に行くのか下に行くのかもわかりません。

行きたいところがちゃんと分かっていることが大事です。

手に入れられるものは、「手に入れたい」ものです。

心から欲しいものだけが手に入るのです。


「どうしても手に入れたいものは何ですか?」
2013-09-27 | 記事へ |
バーボントニック。
2013年09月21日(土)
別の日に、別のお客様から、

「バーボンのトニック割」のご注文をいただきました。

初めは、

「バーボンをトニックでですか!?」

と、意外性と疑いでビックリしました。

お二方とも銘柄は何でもいいとのことです。

それが立て続けに起きたのです。

これから流行るのか、もうすでに流行っているのか。

知らなかった僕は、トニックと合うバーボンを探してみることにしました。

バーボン&トニックを飲み比べ。

とりあえず5種類。







「これは、バーボンではなくて、カクテルですね」

この言葉の意味がよく分かります。

水割りやソーダ割りとは一線を画します。

バーボンですが、バーボンではない。

バーボンで作られる、カクテルなのです。

これは、発見です。

カクテルにしたバーボンはこのように化学反応を起こすのか、という発見です。

さて、5種類のバーボン、どれがよかったのか。

一番バランスが取れて、カクテルになっていたのが、

メーカーズマークでした。

もうこれは、一口目の一瞬でした。

フォアローゼズやエライジャクレイグも美味しかった。

ただ、バーボンをわずかに残し、トニックと一つになっていたのが、

メーカーズマークでした。



涼しい秋にちょうどいいカクテル。


新発見のバーボントニック

600円のバーボンは100円アップの700円。
700円以上のバーボンは、バーボンの値段(トニックはサービスで)
2013-09-21 | 記事へ |
若さ。
2013年09月20日(金)
20代も後半になると、

「学生のころに比べて体力が落ちました」

という話になります。

ここで、おっちゃんやおばちゃんが言ってしまう返しがあります。

「まだまだ若いのに」

です。

この言葉はお互いにさみしい。

もっと年を実感している、おっちゃんおばちゃんと、

「まだまだ若い」ことに気づいていない20代のさみしさです。

37歳の僕はそんな20代の人には、

「これからもっと落ちていきますよ」

と言ってあげます。

これは、厳しいですが、現実的です。

すでに今、体力が落ちたことに気づいているわけですから、
これからも落ちていくことは容易に分かります。

これで終わりではないのです。

「まだまだ若いのに」

と言われると、体力の低下はここで終わりのような気がするのです。

今がすべてではありません。

10年後があるのです。

それに気づいた人だけが、体力を保とうと一念発起できるのです。

何もしなければ勝手に体力は落ちていきます。

ただ、何かすれば保つことはできるし、向上することだってできます。

少なくとも、これからの人生では、今が一番若いのです。

これからだけではなく、今までで一番若い自分も目指せるのです。
2013-09-20 | 記事へ |
再会。
2013年09月15日(日)
今の僕があるのは、過去の僕があるからです。

過去の僕があるのは、そのとき出会ってお世話になった人たちがいたからです。

今だから会っておきたい人がいます。

温故知新。

13年前の僕は、何を持っていて、何を持っていなかったのだろう。

懐かしいだけではなく、

思い出さなきゃいけないことがあるような気がします。

13年ぶりに当時お世話になった上司に会いに行きます。

東京も久しぶりです。

ふるきをたずねてあたらしきを知る。

今年はそんな年のような気がするのです。
2013-09-15 | 記事へ |
夫とは。
2013年09月14日(土)
「妻とはこうあるべきだ」

なんて話を男がしてはいけません。

グチにしかなりません。

それを妻に話せばケンカになるだけです。

その代わりに、男がした方がいい話は、

「夫として、こうありたい」

という話です。

逆もしかりです。

「妻として、こうありたい」

という話なら男も聞けます。

お子さんができた親御さんに間違った質問をしていました。

「どんなお子さんに育ってほしいですか?」

と聞いたことがありました。

そうではなく、

「どんなお父さんになりたいですか?」

と聞いてあげるべきだったのです。

子供であれ、期待されては辛いのです。

周りを変えることもできません。

自分の周りは、どんな自分なのかの問題です。

だから、妻を変えることもできません。

自分が変わるから妻が変わるのです。

ある人から聞いた言葉、

「愛される夫であるために」

というのを紹介します。

もちろん、これは男性のために紹介するものです。

これを奥さんが旦那さんに言ってしまえばケンカになります。

妻バージョンもちゃんとあります。

ただ、これを僕が書いてしまうと、矛盾してしまいます。

男の僕は、やはり、

「夫とはこうありたい」という話をするべきなのです。


「『愛される夫であるために』

男らしくて優しくて

ドーンと構えて頼れる夫

仕事が好きで明るくて

家族思いで親孝行

うまい偉いぞ有り難う

ほめておだてて聞き上手

喜び、楽しみ、悲しみは共に分け合い支え合い

いつも元気でいい男

無断外泊絶対禁止」


何度も言います。

これを読んだ女性が、

「こんな男がいい〜」

というのは、上手くいかない近道ですよ。

2013-09-14 | 記事へ |
通過儀式。
2013年09月10日(火)
結婚式で、「初めての共同作業です」

といってケーキカットをします。

本当の初めての共同作業は、結婚式の準備です。

ここで、ほとんどのカップルがケンカします。

式の日取りが決まると、とたんに決めなければいけないことが増えます。

ケンカになる原因は、追い込まれるからです。

だいたいギリギリです。

ギリギリにならないとやらないのです。

追い込まれると焦ります。

焦るとイライラするのです。

文句が言える相手は一人しかいません。

結婚相手です。

この状況でケンカにならない方が不思議です。

旅行の計画を練るのとはわけが違います。

ほとんど仕事です。

しかもどんどんお金が出ていく仕事です。

笑っていられません。

だからいいのです。

追い込まれて二人の本性が見えて、それでも一緒になる。

この過程があるから結婚しても続くのです。

この作業を無事に二人でこなせると、晴れて夫婦になれるのです。

通過儀式は結婚式ではなく、結婚式の準備です。

この覚悟があると、準備のときにも二人で笑えるのです。


追い込まれると忘れてしまう質問。

「二人の結婚式における理想のゴールは?」
2013-09-10 | 記事へ |
映画記録。
2013年09月01日(日)
8月に見た映画。

191(31)『ラブソングができるまで』
190(30)『ル・ディヴォース−パリに恋して−』
189(29)『ブライダル・ウォーズ』
188(28)『プリティ・ヘレン』
187(27)『あなたにも書ける恋愛小説』
186(26)『アバウト・アダム アダムにも秘密がある』
185(25)『2日間で上手に彼女にナル方法』
184(24)『10日間で男を上手にフル方法』
183(23)『お受験 OJUKEN』
182(22)『運動靴と赤い金魚』
181(21)『リトル・ランナー』
180(20)『マラソン』
179(19)『マラソン/二宮和也』
178(18)『勝手にしやがれ』
177(17)『恋愛小説家』
176(16)『裏窓』
175(15)『地上5センチの恋心』
174(14)『赤ちゃん泥棒』
173(13)『トランスアメリカ』
172(12)『あの頃ペニー・レインと』
171(11)『フレンチ・コネクション』
170(10)『40歳の童貞男 無修正完全版』
169(9)『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』
168(8)『アジャストメント』
167(7)『ツリー・オブ・ライフ』
166(6)『キャストアウェイ』
165(5)『ワルボロ』
164(4)『恋するマドリ』
163(3)『それでも恋するバルセロナ』
162(2)『ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版』
163(1)『奇跡のシンフォニー』

今回も当たりの多い月でした。
後半は、マラソン関連の映画と、女優「ケイト・ハドソン」にはまりました。

『アジャストメント』
人生は決められていて、その通りに遂行させるための「アジャストメント」という組織がある。
人生、運命はやはり決められた通りにいかざるをえないのか。
というような映画でした。

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』
邦画が面白い。笑いあり、ホロッと感動あり。
少年と大人が分かる今だから面白いのかもしれません。

『フレンチ・コネクション』
この名前のカクテルがありあます。
僕はてっきり、「ローマの休日」のようなほのぼのとした映画だと思っていました。
「フレンチコネクション」とは、フランスとニューヨークを結ぶ麻薬取引経路のことです。
麻薬犯罪組織を追う刑事さんの話です。
エンディングは「え?!」というような終わり方でした。
調べると、「フレンチ・コネクション2」がありました。
今月はそれを見る予定です。

『それでも恋するバルセロナ』
スペインの男はこんな風にモテるのか。と勉強になりました。
僕は、日本人男子でよかったと思います。

『恋愛小説家』
『10日間で男を上手にフル方法』
こんなのでも恋愛になるのだ。という二本。
恋愛することに自信がなくなったらこれを見直そうと思います。

『運動靴と赤い金魚』
イランの映画。マラソン関連で探さなかったら絶対に見ていなかったと思います。
そんな映画が面白いと得した気分になります。
貧しい家でくらすイランの男の子が妹のために賞品の運動靴を手に入れるため、マラソン大会に出るという映画です。
マラソンの映画というよりも、貧困と兄弟愛です。
一番欲しい景品の運動靴が、3位の賞品というところがミソです。

『アバウト・アダム アダムにも秘密がある』
韓国映画『だれにでも秘密がある」のリメイク。
韓国版の方が断然面白い。韓国版にあったあのオチがよかったのにな。

『ラブソングができるまで』
この歌を歌いたくなりました。
2013-09-01 | 記事へ |