風邪はいわばビルの補修工事です。
現場監督もいます。
風邪を早く治すには、この現場監督と現場の作業員に頑張ってもらうしかありません。
オーナーである自分ができることは限られています。
せきやくしゃみがでるのは、補修中の砂ぼこりのせいです。
頑張ってくれている証拠です。
ちなみに風邪薬というのは、
「すんません、もう少し静かに工事してくれませんか?」
ということです。
現場監督からすれば、
「なんやねん。こっちは必死でがんばっとんのに、納期に遅れてもしりまへんで」
という気持ちです。
さらにもっといけないのは、テレビです。
オーナーが、
「監督さん、ちょっと休憩してテレビでも見まへんか?これ、めっちゃおもろいねん」
と邪魔するようなものです。
監督からすれば、
「あのね。はよ治したかったら黙って見守ってくれまへんか」
ということです。
口出しや邪魔をしてはいけないのです。
逆に、この監督さんのモチベーションを上げることもできます。
それは、『水分』と『笑い』です。
まさにガテン系です。
だからお風呂もOKです。
きれいさっぱりでやる気がでます。
あとは現場に任せるのが大切です。
オーナーは家で寝ていてくれるのが一番なのです。
「ほな、あとは頼んますわ!楽しみにしてまっせ」
ということでいいのです。
くれぐれも、現場の邪魔をしないように。
風邪は治すのではないのです。
治してくれるのを待つのです。
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