柿のカクテル3。
2011年11月28日(月)
今回、柿は初のすりつぶしに挑戦しました。

両サイドの皮だけむいています。皮ごとすってしまわないようにと、
全部むくとすべって上手く磨り潰せないためです。

これが意外と大変なことに気づきました。
お客様にすってもらう「体験型」にしてはどうかという提案もいただきましたw
もちろん冗談ですが。

まだまだすります。
柿を丸々一個使います。

難しかったのは香り。
柿には美味しそうな香りがありません。
香りをいかに楽しんでもらうか。
これが、今回最大のポイントでした。

そしてステア。
実がぎっしりなので若干重い・・・。

隠し味がこの柿の葉に見立てたレモンピール。
チャポンと浸けていただきますと、スッキリとした甘さが引き立ちます。


お待たせいたしました。

柿のオリジナルカクテル、

初時雨(はつしぐれ)でございます。

あと5日間の限定です。

今年最後の秋をもう少しだけ・・・。


P.S.
先日、遠いところから来られていたお客様が、
「来年も柿のカクテルされますか?」
と聞いてくださいました。

ありがとうございます。

気持ちが一瞬で、もう来年の秋になりました^^
2011-11-28 | 記事へ |
| 柿のカクテル |
柿のカクテル2。
2011年11月23日(水)
フルーツカクテルシリーズを、
毎回ノンアルコールで飲んでいただいている方がいらっしゃいます。

実は、今回はどうしようかと迷っていました。

ブランデーを入れずに、
ノンアルコールの柿のカクテルは僕の中でありませんでした。

ただの柿のジュースは飲めないだろう、と思っていたのです。

事前にお連れ様にその旨をお伝えしようとも思っていました。

そんな矢先に、その方がお見えになったのです。

なんというタイミングでしょう。

さぁ、困りました。

ところが、その方から意外な発言が。

「今日はアルコール飲めるんです。」

と。

車で来られてないのでアルコールが飲める日だったのです。

早速、アルコール入りの柿のカクテルを注文してくださいました。

バッドタイミングに見えたグッドタイミングでした。

これが、昨日起こった二つ目のラッキーでした。
2011-11-23 | 記事へ |
| 柿のカクテル |
柿のカクテル。
「柿のカクテルってどんなんやろと思ってね」

と言いながら注文してくださいました。

確かに柿はジュースでも見かけません。

飲むというイメージがありませんでした。

それをいかにカクテルとして完成させるか。

開発初日、柿をムシャムシャ食べながら、

「これは無理やな」

と思いました。

でも、これで作れたら面白いんじゃないか、

と思い直し、もうそれこそ一日中柿のことを考えていました。

ひらめくものです。

脳はすごいと思います。

注文してくださった方はお酒の好きな方でした。

「このフルーツシリーズで一番好きかも」

とおっしゃってくださいました。

初日一人目のお客様にそう言ってもらえたことが、

一つ目のラッキーでした。
2011-11-23 | 記事へ |
| 柿のカクテル |
10日間限定カクテルです。
2011年11月22日(火)
スーパーで柿を見つけたので、
買ってカクテルにならないか考えていました。

知りませんでした。

12月にはもう柿はなくなることを。

というわけで、12月2日までの10日間限定です。

僕のイメージ通りのカクテルができました。

ブランデーを使いますが、アルコール度数はそれほど高くありません。

その理由は作る時のお楽しみ。

柿のカクテル(はつしぐれ)

2011-11-22 | 記事へ |
| 柿のカクテル |
視点を変える。
2011年11月20日(日)
例えば、何かに悩んでいる時、

「この相談を後輩からされたらどう答えるだろう」

と考えます。

答えられない時は、質問が間違っているのです。

「こちらを見てくれていない女性を振り向かせるためにはどうしたらいいですか?」

と聞かれても、目的がよく分からないので答えられません。

それを、

「ちょっと高嶺の女性と付き合うのに必要なことって何がありますか?」

だと、答えられるのです。

正しい質問ができれば、悩みは解決できます。

質問にこだわるのは、答えは自分の中にもうあるからなのです。


悩んだ時は、質問を作りに来てください。
2011-11-20 | 記事へ |
成分。
2011年11月18日(金)
ずっと以前に「涙の成分は水と塩分以外に何があるだろう」
とブログに書きました。
「言葉にならない言葉」「ストレス」「脳からあふれた嬉しい感情」
などがあると思います。

今回は、

『精子の成分は、たんぱく質と遺伝子以外に何があるだろう』

という話でした。

男性にしか分からないと思いますが、

まずは、『性欲』。

男にとって性欲は満たすものではなく、発散するものなのですね。

『闘争心』

溜めた後の射精後はなんて穏やかなんでしょう。

平和は射精のあとにやってきます。

『偽りの愛』

これが怖いので、なかなかセックスをさせない女性がいるのでしょうか。

偽りの愛は精子と共に外に出てしまいます。

だから急に態度が変わるのです。

でも、射精のあとに態度が変わる男に出会ったらラッキーです。

プレイボーイはそれを隠す術まで知っているでしょう。

バレバレで良かったのです。

ちなみに本当の愛は体内に残っています。

残っているから射精のあとも気持ちが続くのです。

本当に好きな人となら、射精のあとに残るのは、

「守りたい」という感情です。

それが残っていれば本当です。


『信用すべきは、射精のあとの男心なり』

P.S.
他にどんな成分があるでしょう。
2011-11-18 | 記事へ |
アドバイス。
本当は根本から変えなければいけないことがあっても、
迷走中は、なかなかそれを受け入れることができません。

だからせめて、ちょっとだけその先を見る。

大怪我にならないように。

僕のできるアドバイスはそれだけなのです。

2011-11-18 | 記事へ |
仕事と労働。
2011年11月17日(木)
労働はやればやるほどしんどいけれど、
仕事はやればやるほど面白いものです。

という話をして、

「わかります!」

と言ってくれる若い人がいます。

若くてもできる人はわかります。

「仕事が面白くない」

のではなく、

「労働は面白くない」

のです。

労働を仕事に変えて楽しんでいる人もいるのです。
2011-11-17 | 記事へ |
お酒の効果。
2011年11月13日(日)
アルコールのキツイお酒をクイッと飲んで、

スーっと気持ちが楽になる時があります。

この一口はやっぱりキツイ方がいい。

ウィスキーでも一般的な40度くらいのものではなく、

もっとそれ以上にガツンとくる感じのがいい。

それでいて、ただのアルコールではない、

ウィスキーの旨さがあることが大事です。

『ブラントン・フロム・ザ・バレル』

樽出し原酒なのでアルコール度数は、

約64度〜68度とボトルによって違います。

今回仕入れたボトルは、68.3度。

久しぶりに度数の高いボトルに出会いました。

不満は原因を探ることが大切です。

一方、不安はお酒が楽にしてくれます。

飲み過ぎはいけませんが、

心の部分麻酔は痛さのストレスを緩和します。

フッと楽になったら酔う気持ちよさに酔います。

お酒を楽しむ一つの方法ですね。


度数が40度くらいのバーボンは、その蒸留所の
いくつかの樽をブレンドし味を調えてボトル詰めされます。
だから当たり外れはありません。
しかし、このフロム・ザ・バレルは、
一つの厳選された樽から直接ボトル詰めされています。
なので、度数も違えば味も若干違うことがあります。
厳選された当たりの中にも違いがあるのです。
前回のボトルのアルコール度数は65.4度でした。
これはこれでもちろん美味しかったのです。
でも、飲み比べて違いを知りました。
度数の強い今回の方が、まろやかな印象です。
氷が融けてきた頃を味わって欲しい。
これは、違いの分かるバーボンですね。
2011-11-13 | 記事へ |
モヒート。
2011年11月08日(火)
「ミント売ってたで」

と、あるお客様に教えていただきました。

早速見に行き、仕入れることができたのでモヒートを始めました。

飲むお酒を選ぶときに、

「ここはモヒートしかないでしょ」

というような胃の調子の時があります。

お客様でも何人かの方に、

「モヒートできますか?」

と、この時期でも聞かれます。

「できます」

と言いたかった。


昨日、あるお客様が注文してくださいました。

一口飲まれて、

「ええなぁ。ミントが濃いなぁ」

と言ってくださいました。

自家栽培よりも、プロが作ったミントです。

しかも、この時期に。

僕もミントを買ってすぐに、そのまま食べてみました。

美味い。これがミントか・・・。

なんて思いました。

季節外れのお楽しみ。

『モヒートできます』

モヒート


2011-11-08 | 記事へ |
17年後。
2011年11月06日(日)
ちょうど開店準備をしていた夕方。

千里丘でBARをしている友達が、
息子さんと散歩の途中で寄ってくれました。

もう3歳になった息子さんはかわいく、帰り際に、

「またのみにきます」

と言ってくれました。

17年後の予約を承りました。
2011-11-06 | 記事へ |
語学よりも大事なこと。
留学生を相手にする仕事をされた方に話を聞きました。

語学が必要な分野ではありません。

たまたま留学生を相手にしなければいけなくなった状況です。

ある留学生は、

「英語しかしゃべれないから英語で話してくれ」

と偉そうに言う人もいると教えて下さいました。

でも、中には、たどたどしいけど、日本語で一生懸命話そうとする人もいるそうです。

しかも、申し訳なさそうに。

ここが大事なことだと思いました。

その国に行くのに覚えておくのは言語ではないのです。

文化や宗教、習慣なのです。

日本人には謙虚という文化があります。

「申し訳ない」

という気持ちです。

「申し訳ない」を英語にすると、「I'm sorry」です。

この、「I'm sorry」を英語圏で連発すると嫌われます。

「You don't have to say sorry(ソーリーって言わなくていいよ)」

と怒られます。

これが言語よりも知らなければいけないことです。

日本語を話せなくてもいいのです。

ただ、偉そうにしないことが日本人に受け入れられる秘訣なのです。

謙虚な外国人を見ると、どうしても助けてあげたくなるのが日本人の心です。

でも、この謙虚というのがまた難しい。

海外では謙虚のつもりで控え目でいるとおいていかれるのです。

僕はたまに友達とタイに遊びに行きます。

僕はタイ語を勉強していましたが、友達はそうでもありませんでした。

でも、タイ人と仲良くできるのは、その友達の方です。

言語ではないのです。

『ノリ』なのです。

タイ語が話せてもタイ人からすればそれはそれです。

それよりも、「なんだか面白い人」「明るい人」というのがタイでは大事なのです。

その友達は、確かに面白い。

タイ語を話さないのに、タイ人を笑わせています。

これがその国で必要なことなのです。

特にタイでは重要です。

日本の場合、ずっと以前に電車の中で、

「Be happy!」とテンションの高い外国人が叫んでいましたが、

これは日本では受け入れられません。

「Be happy!」という文化ではないのです。

日本人はどちらかというと、

「Become happy」です。

「幸せになろう」なのです。

「Be happy」は、「幸せでいる」に近いニュアンスです。

だから外国人にそう言われてもピンとこないのです。

この違いを知っていることが、その国でうまくやれる秘訣だと思うのです。

先日、ドコモが同時通訳のできる携帯電話サービスを開始したというニュースを読みました。

これは衝撃的でした。

自然言語処理は難しいので、もっと先になると聞いていました。

完璧ではないにしても、サービスを開始できるところまできているのです。

こうなると、早いと思います。

語学を勉強するのが好きな僕にはショックなニュースです。

もう、必要なくなるのです。

英語がしゃべれることが優位にはならないのです。

そうなると、必要なのはやはり、その国々の文化や習慣を知ることです。

そして、いかに馴染めるかということです。

僕はタイが好きですが、暮らしたいとは思いません。

それは、僕には合わない文化だからです。

ただ、合わない文化だと分かっていることが、

タイ語を勉強するよりも大事なことだと気づかされたのです。
2011-11-06 | 記事へ |