アルコールのキツイお酒をクイッと飲んで、
スーっと気持ちが楽になる時があります。
この一口はやっぱりキツイ方がいい。
ウィスキーでも一般的な40度くらいのものではなく、
もっとそれ以上にガツンとくる感じのがいい。
それでいて、ただのアルコールではない、
ウィスキーの旨さがあることが大事です。
『ブラントン・フロム・ザ・バレル』
樽出し原酒なのでアルコール度数は、
約64度〜68度とボトルによって違います。
今回仕入れたボトルは、68.3度。
久しぶりに度数の高いボトルに出会いました。
不満は原因を探ることが大切です。
一方、不安はお酒が楽にしてくれます。
飲み過ぎはいけませんが、
心の部分麻酔は痛さのストレスを緩和します。
フッと楽になったら酔う気持ちよさに酔います。
お酒を楽しむ一つの方法ですね。
度数が40度くらいのバーボンは、その蒸留所の
いくつかの樽をブレンドし味を調えてボトル詰めされます。
だから当たり外れはありません。
しかし、このフロム・ザ・バレルは、
一つの厳選された樽から直接ボトル詰めされています。
なので、度数も違えば味も若干違うことがあります。
厳選された当たりの中にも違いがあるのです。
前回のボトルのアルコール度数は65.4度でした。
これはこれでもちろん美味しかったのです。
でも、飲み比べて違いを知りました。
度数の強い今回の方が、まろやかな印象です。
氷が融けてきた頃を味わって欲しい。
これは、違いの分かるバーボンですね。
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