ハリ。
2008年09月19日(金)
「家で一人で飲んでいると、すぐに酔うよね」
という話をしていました。
「雰囲気や気持ちの問題かなぁ」
と話していたところ、別のお客様が、
「店で飲む時はハリがあるよな」
とおっしゃいました。
この、『ハリがある』という言葉がいいなと思いました。
店で飲む時は家にいる時よりも、少しは気が張っています。
でも、ガチガチに緊張しているかというとそうでもない。
逆にリラックスしていることが多いと思います。
でも、家にいる時ほど、ダラ〜としていない。
この、適度な緊張感が、
『ハリがある』ということだと思うのです。
「なんか、ダルいなぁ〜」
という時は、元気もなければ、
『ハリがない』のです。
元気のないのは仕方ないとして、
『ハリがない』のはカッコ悪い。
『ハリのある人生』って、
何かシュッとしていてカッコいいイメージです。
元気のない時は、元気を出す前に、
ハリを取り戻せばいいと思うのです。
店の雰囲気も、ダラ〜としていずに、
ハリがあるから、元気になれると思うのです。
休日に家でダラ〜としていると益々やる気がなくなります。
『ハリがない』からです。
『ハリがある』から自分の思うように酔えて、
気持ちまでコントロールできるようになるのです。
難しく考える必要はありません。
家で飲む時と、店で飲む時の気持ちの差がハリです。
あまり自分では意識していません。
たったそれだけで、酔い方が違うのです。
(飲むスピードもありますが)
気持ちをビンビンに張るとか、
そんな大層なことではありません。
ちょっとだけ、シュッとしよう。
こんな気持ちを大切にしたいと思うのです。
2008-09-19 | 記事へ |
答え。
2008年09月18日(木)
ほとんどの悩みの答えは、自分の中にあります。
あ〜でもない、こ〜でもないと、
悩みを話したあげく、
「難しいですねぇ」
と言う人に、
「簡単ですよ。簡単過ぎて、答えを聞いたら、
『そんなことか』とがっかりしますよ。」
と教えてあげると、もうその時点で、
「はっ」
となっています。
「やっぱり、そうですよね」
とさっきまでの難しそうな顔は消えているのです。
答えは自分の中にあるけど、
その答えは「見たくない」から悩むのです。
だから、本当に見たくない人には、
どんなアドバイスも意味がないと分かります。
聞いて欲しいだけの人はそういうことです。
グチと自慢と相談を見極めることが大事です。
相談なら、どんどん答えを引き出してあげたいと思うのです。

若い人の、「はっ」と気づく柔軟さと、素直さに、
忘れちゃいけないエネルギーをいつももらっています。
ありがとうございます。
2008-09-18 | 記事へ |
相談事。
2008年09月13日(土)
悩み事は大小ではなく、
それがその人に与えられていることが尊いと思うのです。
だから僕はどんな相談も真剣に聞きます。
2008-09-13 | 記事へ |
どっかにいい人。
2008年09月11日(木)
「どっかにいい人」はいません。
「どっかにいい人いないかなぁ」
と言っている人の中に、アフリカやインドの人は入っていないはずです。
「フランス人ならいいかも」
と言うなら、それはフランスで言って下さい。
「日本で、じゃあ、北海道の人でもいい? 」
と聞くと、
「え〜ちょっと遠いよ」
と言います。
どっかにいい人のどっかが、まずどこか分かりません。
次にいい人、ですが、
「見た目は気にしない」
「やっぱ、性格かなぁ」
そこで、優しそうな人を紹介しても、
「刺激がない」
「お兄ちゃんみたい」
と訳が分かりません。
そもそも、どっかにいい人は、その人の中にすらいないのです。
何のゲームもせずに、トランプの中から、
「何かいいカードを引こう」
としているようなものです。
スペードのエースを引いても、
「何か冷たそう」
と言うのです。
「じゃあ、何がええねんっ」
と切れてはいけません。
「何かええ仕事ないかなぁ」
と言う人は、今のところ今の仕事でやっていけてる人です。
そんなに真剣に探している訳ではありません。
「どっかにいい人いませんか?」
と聞く人もそんなに真剣ではないのです。
「いい人はどこにいますか?」
と言う質問はおかしいとわかります。
「私の妖精はどこにいますか?」
と聞かれても知りません。
ここでのいい人は妖精みたいなものです。
もう、その人にしか分からないのです。
「スポーツしている人がいい」
と言える人は、
「どっかにいい人」とは言いません。
「スポーツしている人を紹介して」
と言えますし、自分でスポーツジムに通ったりします。
いそうでいないのが、「どっかにいい人」なのです。
2008-09-11 | 記事へ |
先輩。
2008年09月07日(日)
突然、東京で働いていた時の先輩が店に来てくださいました。
以前に来てくださった先輩とはまた違う先輩です。
みなさん、サプライズがお好きです。
でも、それが嬉しいです。
そして、「お久しぶり」なのですが、
そんなにお久しぶりのような気がしないのです。
今日来て下さった先輩は、約8年ぶりなのですが、
ホテルで働いている時に、3日ぶりに出勤して、
「お久しぶりです」
という感じでした。
8年もたっているような気がしません。
自分の年齢を言って、自分でビックリしたほどです。
どのようにお礼をしたらいいのか分からないのですが、
とにかく僕は頑張っていようと思うのです。
先輩はそうして僕に、勇気とやる気を持って来てくださるのです。
本当にありがたいことです。
2008-09-07 | 記事へ |
復活。
2008年09月06日(土)
人が復活するのは二段階です。
自己啓発本を読んでやる気になっても、
結局復活できないのは、一段目で止まっていたからです。
ロケットのように、二段式でエンジンを噴射させないといけないのです。
「このままじゃあかん」
と悩んでいる時、これはまだ0段階です。
そこで、方向性を決めて、
「よし、この方向で行こう」
と決められた時が第一段階です。
普通はこれで復活したと思います。
でも、実はこれだけでは、またすぐに元に戻ってしまいます。
二段目の噴射が必要なのです。
それは、実際に行動して方向を確信することなのです。
実際に行動を起こして動いている時に、
復活したと実感できるのです。
失恋した時も二段階です。
「もう、相手のことは忘れよう」
というのはもっとも時間がかかります。
それに、忘れるのは物理的に無理です。
「他の人で気を紛らわせよう」
と言って、気が紛れればいいですが、
気を紛らわせているだけだと気づかなければいけません。
それに、そんな時に、前の相手よりいい相手なんて現れません。
「やっぱり、前の相手がいい」
なんて思ってしまっては、もうどん底です。
泣きながら、前の相手に、
「あなたがいないと無理〜」
なんて言っても相手は困るだけです。
そうではなく、
「自分を磨いて相手を後悔させてやろう」
と思えたら第一段階です。
でも、まだ第一段階です。
復活するためには、実際に自分を磨いて輝かせる必要があります。
そして、
「こんなに今楽しいなら、別れてよかった」
と思えた時に復活しているのです。
別れた直後に、
「もう吹っ切れました」
と涙をためている内は吹っ切れてないのです。
「いや〜別れてよかったよ」
と笑えて初めて復活です。
失恋直後は頭では分かっていても、
心は違う方向に行くものです。
これは仕方がない。
無理無理星人になってしまいます。
「あの人がいないと生きていけない」
と言います。
でも、もし、あの人がいないと生きていけないのなら、
あの人もあなたがいないと生きていけないはずです。
「きっとそうだわ」
と自分のいいように解釈してはいけません。
だったら相手から泣きついてきます。
この状態からいかに、第一段階にもっていけるかどうかです。
そして、第二段のロケットエンジンを点火できるかどうかなのです。
エンジンを切り離しただけでは、また落っこちてしまいます。
気持ちを切り替えたら、
次は行動というエンジンに点火させるのです。
大切なのは、そこから飛び出したいという気持ちです。
それがあれば、復活は二段式でできるのです。
2008-09-06 | 記事へ |