考えるということ。
2014年03月29日(土)
「考え過ぎかな?」と言う人は、大概、『考えなさ過ぎ』です。

考えるというのは、思いを言葉にするということです。

言葉にできずにモヤモヤしているのは、考えられていないのです。

気持ちだけが悪い方向ばかり向いて、

「考え過ぎかな」

と言うのです。

まず問題を明確にするために言語化します。

ちゃんと言葉にすることによって問題は明確になります。

言葉にしてしまえば逃げられません。

現実が浮かび上がってくるからです。

視点を変えれば今度は考え方が変わります。

その新しい考えをまた言葉にして確認します。

確認したときの自分の気持ちも言葉にします。

これが考えるという作業です。

相談してくれていた若い方が、

「僕、何言ってるか分からないですね」

と謙遜されました。

話してくれていたことを時系列でまとめてあげました。

「そうです!そういうことです!」

と、納得されていました。

これで、問題は半分は解決しています。

悩んで前に進めないときは、問題が見えていないときです。

芯の部分、軸の部分の問題に気づくことができれば、

枝葉の問題は、問題ではなくなったりするのです。
2014-03-29 | 記事へ |
フレッシュ苺のカクテル。
2014年03月27日(木)
フレッシュ苺のカクテルには定番のレシピがあります。

・苺をブレンダー(ミキサー)にかける
・シャンパン(タンサン)で割る
・果肉を入れる

この定番を外した苺のカクテルを飲んでみたかった。

スーパーに並んだ美味しそうな苺を横目にしながらも、
レインフォレスト流のレシピは浮かびませんでした。

焦っていたのは、今月で転勤してしまう方がいることでした。

いつもフレッシュフルーツのカクテルを飲んでくださっています。

とにかく美味しそうな苺(あまおう)を買って帰りました。

アイデアは自分のためではなく、誰かのために考えるとひらめきます。

僕が飲んでみたかったカクテル、それは、

レインフォレストのお客様に飲んで欲しかったカクテルでした。

「こんな贅沢もたまにはいいでしょ?」

フレッシュの苺からだけ搾り出した苺の味。

やっと出会えた。

*美味しい苺が手に入らなくなるまでの期間限定です。

2014-03-27 | 記事へ |
満足では物足りない。
2014年03月26日(水)
満足というのは、「足るを知る」ということです。

どこかで充分だと思えないと、いつまでも満足することはありません。

一方で、満たされていると感じられる瞬間があります。

これはもはや満足ではありません。

その上をいっています。

満足を求めるならば、足るを知ることです。

手にいれようとするものは満足を求めています。

「余(よ)は満足じゃ」

の時はまだ満たされていないのです。

「まぁ、こんなもんでええか」

ということです。

満たされていれば、そんな風に偉そうに言いません。

逆に、満たされていると感じる時はすでに持っているものを見ています。

たくさん持っていなくてもいいのです。

今の自分は満たされていると思えるかどうかです。

満足という言葉はどこか足りていないときに使います。

人に与えられる人は、満たされている人です。

足りているくらいでは、与えられません。

与えられるくらい幸せになりたいならば、満足では物足りないです。

満たされる必要があるのです。
2014-03-26 | 記事へ |
緊張の原因。
2014年03月21日(金)
自分でも嫌になるほど『緊張しい』な僕は考えていました。

どうしたら緊張しないのか。

昨年11月のリレーマラソンの時は、緊張で一睡もできませんでした。

先日のハーフマラソンの時も、緊張で足がつりました。

足がつったのは、つまりは緊張で自分を見失ったせいだと思うのです。

昨日、お客様の話を聞いていて気づきました。

『緊張は、自分の認識している実力と結果に対する期待値とのギャップにある』んだと。

例えば、ハーフマラソンを「3時間で走ろう」と思っていたら緊張はしなかったでしょう。

やったこともない、「2時間を切ろう」なんて思うから緊張するのです。

逆に、練習ですでに2時間を余裕で切っていたら緊張しなかったと思うのです。

緊張するときはいつも、自分の未知の実力に期待しています。

「頑張らなきゃ」と力が入って余裕がなくなっているのです。

ただ、この未知との遭遇を楽しみにしているところもあります。

「もしかしたら」

と、期待するのも楽しみなのかもしれません。

フルマラソンになると、自分がどうなってしまうのかは未知です。

どんなことになるのか楽しみでもあります。

だから緊張するのです。

これは仕方ありません。

すでに分かっていることをするなら余裕です。

余裕がない状態が緊張なのです。

緊張しない方法は僕の場合二つです。

1.実力をつける

2.期待値を下げる

もうすでに6月のフルマラソンに緊張しています。
2014-03-21 | 記事へ |
| フルマラソンしよう |
反対よりも賛成。
2014年03月19日(水)
何かに挑戦しようとしたとき、「やめとき」と反対する友達よりも、

無責任でも「いける、いける」と言ってくれる友達の方が大事です。

どちらにしても責任なんてとれません。

反対した人も、『うまくいったかもしれない機会損失』までは責任をとってくれません。

ノーリスクで反対しているだけです。

逆に「いける、いける」と言った人は、

あとで責められるリスクを背負っています。

もう一度相談に乗る気持ちもあります。

責任はとれませんが無責任ではありません。

反対する人は責任感で言っているつもりです。

「君のためを思って」

と言うのです。

これは責任感ではありません。

単なるリスク回避です。

大事なのは、逃げるのではなく備えることなのです。

やめた方がいい理由を聞くよりも、

ダメだった場合どうするか、という話が重要です。

そしてそれは、ダメだったときでもいいのです。

相談するときは、ダメだったときに、

「ほらな、ゆうたやろ」

と、無責任に言われる相手か、

「そうか、じゃ、次一緒に考えようか」

と、話ができる相手かを選ぶのです。
2014-03-19 | 記事へ |
ハーフマラソンの報告。
2014年03月17日(月)
15km辺りまでは順調に走れていました。

(このまま行けば)

と期待した矢先に、ふくらはぎに違和感が出てきました。

ズンとしたつりそうな痛みです。

金縛りになるときもそうなのですが、

「あ、来る」

というのが分かります。

「あ、来る」

と思った瞬間に、ガッと金縛りになるのです。

この感じを右足に感じました。

波打ち際のギリギリにいる感じでした。

次に大きな波が来れば一気に波をかぶってしまいます。

右足に少し波がかかりました。

「やばい」と、右足をかばった瞬間、

バンッと左足がつりました。

「いてててて」

とスキップを踏んだ途端に、右足もつりました。

両足同時につったのは始めてでした。

残り6kmは残っています。

一度足をつると、少し歩いて治っても、またすぐにつってしまいます。

痛さを最小限に、恐る恐る走りました。

上り坂にかかると、必然的にふくらはぎを使うので、

また、バンッと左足がつります。

続けて、右足もバンッとつるのです。

100m走でフライングをした時のピストルのように、

バンッ・・バンッと必ず二発鳴るのです。

下り坂では比較的ふくらはぎを使わずに走られるので、

順調に走れていました。

そして、

「いけるかも」

と思った瞬間、下り坂でもバンッ、バンッとつったのです。

路肩の段差を使ってふくらはぎの筋肉を伸ばしました。

たまにこういうランナーを見かけていましたが、

「あれは皆つっていたんだ」

と思うと、気の毒になりました。

その、気の毒な人がまさに今の自分です。

止まるとどんどんと追い抜かれていきます。

これがまたこたえる。

走り出せたときに無理をしてしまうのです。

そしてまた、バンッ、バンッと。

急に立ち止まると後ろのランナーに迷惑をかけてしまいます。

できることなら、教習車のように、

『急ブレーキを踏むことがあります』

という張り紙を背中に貼っていたいくらいです。

気持ちの中では、頭に黄色のランプを灯しながら、

できるだけコースの端を走っていました。

ゴールの競技場が見えてきました。

つったまま痛みをこらえて走ってみようと思いました。

「走れないこともない」

そう思った瞬間、走れないほどの痛みでつりました。

競技場を見ながら立ち止まり、ストレッチをしました。

理想ではここでラストスパートをかけていたはずです。

どんどん追い抜いていく予定が、どんどん追い抜かれていきます。

競技場に入る通路の時点で、目標の2時間になりました。

「あぁ・・」

思わず声が出ました。

競技場に入ると、妻や一緒に走った友達たちがスタンドで応援してくれていました。

嬉しいけれど、自分の不甲斐なさにツライ。

足を引きずるようにしてゴール。

2時間4分23秒。

マラソンのレースは、いつも僕に次の課題を与えてくれます。

「まだまだ、燃え尽きさせないよ」

ということなのでしょうか。

また、走ります。
2014-03-17 | 記事へ |
| フルマラソンしよう |
プレゼント。
2014年03月14日(金)
プレゼントと貢ぎ物の違いは、

そこにサプライズがあるかどうかです。

貢ぎ物は物をあげていますが、プレゼントは思い出をあげています。

思い出になるものが、プレゼントなのです。
2014-03-14 | 記事へ |
自信の場所。
2014年03月13日(木)
自分で探して、自分で選んで、自分で決めて、自分で動いて、結果を出す。

せっかく頑張っているのに自信がない人は、

この中のどれかが抜けているのかもしれませんね。

自信って結局、言い訳できないところにありますよね。
2014-03-13 | 記事へ |
リアクション。
2014年03月12日(水)
末っ子の女性は喜び上手です。

下手なのは、第一子の長男長女です。

僕はその長男です。

喜び下手なのでプレゼントをもらうのもなんか申し訳ないです。

長男長女はプレゼントをもらうと、

「はい、ありがとう」

というような、前に「はい」が付きます。

実際には言っていなくても、雰囲気が「はい」と言っているのです。

この「はい」は余計です。

頑張っても、

「え〜っ。いいの?ありがとう!」

です。

この「え〜」も下手です。

では、末っ子女性はどう言うか。

「うわぁ〜っ!!ありがとう!!」

です。

長男長女には、この「うわぁ〜っ!!」が言えません。

ちゃんと言える長男長女なら俳優か女優になれると思います。

それくらい難しい。

末っ子の女性と付き合えたなら、ぜひサプライズのプレゼントをしてあげてください。

してあげる方が嬉しくなりますよ。

長男長女と付き合っている方は、このリアクションは期待できません。

心では喜んでいるので、信じてあげてください。

長男長女は逆に、プレゼントをして喜んでいるのです。
2014-03-12 | 記事へ |
幸せの瞬間。
2014年03月02日(日)
朝5時半。

今週も暗闇の中を走り出しました。

先週は3時間走。

今回は、一緒にハーフマラソンに出る友達と、
21kmを走ることになっています。

今回も妻と友達の彼女は自転車で併走してくれます。

ランナーはよく見かけますが、こんな贅沢なランナーはほとんど見ません。

今回は、1kmを6分ペースで走って、2時間6分で戻る予定です。

日の出は6時半。

半分くらいで朝日が昇る計算です。

暗闇の中を走り通して夜が明ける。

この瞬間に走っていることが好きです。

走り出しのペースがなかなか上がりませんでした。

13kmを過ぎたあたりでやっと6分/1kmのペースになりました。

15km過ぎからは二人とも足全体に疲労感を覚えます。

このときの会話が、

「しんどいけど、この瞬間が気持ちいいよな」

最近、店でもよく、

「マラソンの何が面白いのですか?」

と聞かれます。

今は、

「気持ちいいんです」

と答えています。

走ったあとだけではなく、走っているときも気持ちいいのです。

ペースは順調。もう落ちてきません。

ただ、初めのスローペースを取り戻せず、タイムは2時間10分。

朝7時半にはもう汗だくでした。

家までしばらく歩くと身体はすっかり冷えてしまいました。

お風呂に入って、ビール。

『走ったあとのビール』の意味を、今日初めて実感しました。

今までは疲れきっていて、ビールどころではありませんでした。

せっかくなので、気になっていたスーパードライのプレミアムを買いに行きました。

旨い。旨すぎる。

ただこれは、走ったあとだから旨いのか、このビールが旨いのか。

いずれにせよ、幸せです。

つくづく思います。

幸せは形ではなく、瞬間なんだと。
2014-03-02 | 記事へ |
| フルマラソンしよう |
映画記録。
2014年03月01日(土)
2月に見た映画。

64(28)『ゴーストライダー2』
63(27)『ホビット 思いがけない冒険』
62(26)『映画 ひみつのアッコちゃん』
61(25)『リンカーン/秘密の書』
60(24)『沈黙の監獄』
59(23)『ウェイバック -脱出6500km-』
58(22)『ロックアウト』
57(21)『大奥-永遠-[右衛門佐・綱吉篇]』
56(20)『俺俺』
55(19)『96時間/リベンジ』
54(18)『ONE PIECE FILM Z』
53(17)『スーパー・チューズデー -正義を売った日-』
52(16)『悪人に平穏なし』
51(15)『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』
50(14)『キック・オーバー』
49(13)『テッド』
48(12)『エンド・オブ・ホワイトハウス』
47(11)『パーフェクト・ヒート』
46(10)『ゲット・ザ・ワールド』
45(9)『ジャッキー・コーガン』
44(8)『アベンジャーズ』
43(7)『コッホ先生と僕らの革命』
42(6)『SAFE/セイフ』
41(5)『天地明察』
40(4)『ザ・ワーズ 盗まれた人生』
39(3)『ザ・ターゲット/陰謀のスプレマシー』
38(2)『LOOPER/ルーパー』
37(1)『図書館戦争』

ランニングをしているから思うのですが、
人はどこまで動けるのだろう。
限界ってどこなんだろう。と。

『マラソン中毒者 北極、南極、砂漠マラソン世界一のビジネスマン/小野裕史』

『アルプスを越えろ! 激走100マイル—世界一過酷なトレイルラン/鏑木毅』

『ウルトラマラソンマン/ディーン・カーナゼス』

という3冊の本を読みました。

どの本もフルマラソンに飽き足らず、100kmマラソンにも飽き足らず、
どんどん過酷なマラソンに挑戦している人達の本でした。

読み終わると、自分がやろうとしているフルマラソンが実にしょぼく思えてしまいます。

それはさておき、その流れで、
『ウェイバック -脱出6500km-』
を見てしまいました。

強制収容所からアルプスを越えて脱走した人たちの映画です。

過酷過ぎます。

ぬるま湯でごめんなさい、という気持ちになってしまいました。
2014-03-01 | 記事へ |