満足というのは、「足るを知る」ということです。
どこかで充分だと思えないと、いつまでも満足することはありません。
一方で、満たされていると感じられる瞬間があります。
これはもはや満足ではありません。
その上をいっています。
満足を求めるならば、足るを知ることです。
手にいれようとするものは満足を求めています。
「余(よ)は満足じゃ」
の時はまだ満たされていないのです。
「まぁ、こんなもんでええか」
ということです。
満たされていれば、そんな風に偉そうに言いません。
逆に、満たされていると感じる時はすでに持っているものを見ています。
たくさん持っていなくてもいいのです。
今の自分は満たされていると思えるかどうかです。
満足という言葉はどこか足りていないときに使います。
人に与えられる人は、満たされている人です。
足りているくらいでは、与えられません。
与えられるくらい幸せになりたいならば、満足では物足りないです。
満たされる必要があるのです。
|