朝5時半。
今週も暗闇の中を走り出しました。
先週は3時間走。
今回は、一緒にハーフマラソンに出る友達と、
21kmを走ることになっています。
今回も妻と友達の彼女は自転車で併走してくれます。
ランナーはよく見かけますが、こんな贅沢なランナーはほとんど見ません。
今回は、1kmを6分ペースで走って、2時間6分で戻る予定です。
日の出は6時半。
半分くらいで朝日が昇る計算です。
暗闇の中を走り通して夜が明ける。
この瞬間に走っていることが好きです。
走り出しのペースがなかなか上がりませんでした。
13kmを過ぎたあたりでやっと6分/1kmのペースになりました。
15km過ぎからは二人とも足全体に疲労感を覚えます。
このときの会話が、
「しんどいけど、この瞬間が気持ちいいよな」
最近、店でもよく、
「マラソンの何が面白いのですか?」
と聞かれます。
今は、
「気持ちいいんです」
と答えています。
走ったあとだけではなく、走っているときも気持ちいいのです。
ペースは順調。もう落ちてきません。
ただ、初めのスローペースを取り戻せず、タイムは2時間10分。
朝7時半にはもう汗だくでした。
家までしばらく歩くと身体はすっかり冷えてしまいました。
お風呂に入って、ビール。
『走ったあとのビール』の意味を、今日初めて実感しました。
今までは疲れきっていて、ビールどころではありませんでした。
せっかくなので、気になっていたスーパードライのプレミアムを買いに行きました。
旨い。旨すぎる。
ただこれは、走ったあとだから旨いのか、このビールが旨いのか。
いずれにせよ、幸せです。
つくづく思います。
幸せは形ではなく、瞬間なんだと。
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