「考え過ぎかな?」と言う人は、大概、『考えなさ過ぎ』です。
考えるというのは、思いを言葉にするということです。
言葉にできずにモヤモヤしているのは、考えられていないのです。
気持ちだけが悪い方向ばかり向いて、
「考え過ぎかな」
と言うのです。
まず問題を明確にするために言語化します。
ちゃんと言葉にすることによって問題は明確になります。
言葉にしてしまえば逃げられません。
現実が浮かび上がってくるからです。
視点を変えれば今度は考え方が変わります。
その新しい考えをまた言葉にして確認します。
確認したときの自分の気持ちも言葉にします。
これが考えるという作業です。
相談してくれていた若い方が、
「僕、何言ってるか分からないですね」
と謙遜されました。
話してくれていたことを時系列でまとめてあげました。
「そうです!そういうことです!」
と、納得されていました。
これで、問題は半分は解決しています。
悩んで前に進めないときは、問題が見えていないときです。
芯の部分、軸の部分の問題に気づくことができれば、
枝葉の問題は、問題ではなくなったりするのです。
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