考えるということ。
2014年03月29日(土)
「考え過ぎかな?」と言う人は、大概、『考えなさ過ぎ』です。

考えるというのは、思いを言葉にするということです。

言葉にできずにモヤモヤしているのは、考えられていないのです。

気持ちだけが悪い方向ばかり向いて、

「考え過ぎかな」

と言うのです。

まず問題を明確にするために言語化します。

ちゃんと言葉にすることによって問題は明確になります。

言葉にしてしまえば逃げられません。

現実が浮かび上がってくるからです。

視点を変えれば今度は考え方が変わります。

その新しい考えをまた言葉にして確認します。

確認したときの自分の気持ちも言葉にします。

これが考えるという作業です。

相談してくれていた若い方が、

「僕、何言ってるか分からないですね」

と謙遜されました。

話してくれていたことを時系列でまとめてあげました。

「そうです!そういうことです!」

と、納得されていました。

これで、問題は半分は解決しています。

悩んで前に進めないときは、問題が見えていないときです。

芯の部分、軸の部分の問題に気づくことができれば、

枝葉の問題は、問題ではなくなったりするのです。

2014-03-29 | 記事へ |