ランニング練習。
2013年05月18日(土)
初マラソン本番は、6月9日です。

1ヶ月前までに長い距離を走ってみたかった。

仕事前はさすがに辛いので、仕事が終わってから走ることにしました。

片付けを終えて、次の日の開店準備も済ませた午前3時40分。

31kmを目指して暗闇の中を走り出しました。

妻が自転車で併走してくれています。

15kmあたりで夜が明けてきました。

持参していたスニッカーズを食べながら少し歩きました。

澄んだ空気。すがすがしい朝焼け。

こんな近くに、こんなに気持ちのいい場所があったのかと感動しました。

歩くと走り出すのが辛くなります。

それでも、思い切って先に進みました。

今まで痛くならなかった太ももの裏が痛くなってきたのは、

21kmを過ぎた辺りから。

一度痛くなると、もう治まりません。

ずっと、その痛みと付き合って走るしかありませんでした。

残り10kmのことは考えたくありませんでした。

なんでこんなことを始めてしまったのかと、

後悔したのもこの辺りです。

気持ちよさは、これっぽっちもありませんでした。

ランナーズブルーです。

ふくらはぎから太ももの裏を通ってお尻まで、

着地するたびに全体に痛みが走ります。

どこの筋肉を使って前に進んでいるのかもわかりません。

26kmくらいで、大事なことを思い出しました。

「今日も店を開けるんだった・・・」

28km地点。僕は足を止めました。

およそ3時間30分。

残りの3kmを走り切れば、カウンターに立つ自信がありませんでした。

併走してくれていた妻の自転車に乗って家まで帰りました。

「あと3kmなのに、マスターって意外とへたれなのね」

と思われたかもしれません。

へたれの人は、実はこんなに辛い思いをしているのかと、

これから、へたれの人には寛大になれそうな気がします。

一度止まると、歩くこともままなりませんでした。

走り終わったあとはいつもアイシングをするのですが、

この時は、寒くて震えが止まりませんでした。

顔面蒼白で唇は黒くなっていたそうです。

お風呂に浸かってやっと震えは止まりました。

ランニングは身体にいいと言いますが、

これは、完全に身体に悪いです。

本番はここから更に14km。

僕はどうなってしまうのでしょう。
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