先日もタイのバンコクに行ってきました。
「なぜタイなのか」
「タイのどこがいいのか」
そう聞かれると、それとなく答えてはいましたが、
自分でも何がいいのかよく分かっていませんでした。
物価が安いから。
マッサージが安くてたくさんある。
珍しい料理が食べられる。
ゆっくりできる。
暖かい。
それなりの理由はあるのですが、しっくりきませんでした。
それを探すためにバンコクの街もふらついてみました。
一人で歩いているとアウェイ感がいっぱいです。
自分がちっぽけな人間に思えてきます。
そうか、この刺激を求めていたのか。
そんな風にも思いました。
ところが、今日ふと気づいたのです。
僕は、タイが好きなのではなくて、タイ語が好きなのです。
タイ語で会話する自分が好きなのです。
そら、バンコクの良い所はバンコクでは見つかりません。
思うに、タイ語しか話せない友達が日本にいたら、
もうタイには行かなくていいような気もします。
そうか。そうだったのか。
奥さんにこの大発見を報告しました。
すると、驚きもせずにこう言われました。
「え?今更気づいたん?知ってたで」
え?知ってたの?
そういえば、タイの話よりもタイ語の話の方が多かったかも・・・。
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