カクテルを一杯だけ飲まれて帰られた常連のお客様。
これまでの『お客様最短滞在記録』ではないでしょうか。
「あんな風にスマートに帰りたいね」
とカウンターのお客様がおっしゃいました。
そこで、どうすればこの記録を塗り替えられるだろうか、
という話になりました。
まず、店に入ってショットを頼みながら席に座り、
一気に飲み干し、グラスを置く前に、
「チェック」
このタイミングが大事ですね。
という話になり、
「でも、このショットの中身が問題よな」
と。
スコッチはなんかちょっと違います。
バーボンはカウボーイみたいでカッコいいですが、
カッコ良過ぎます。
テキーラだと、
「ライムと塩はどうしますか?」
と聞かれるので時間のロスになります。
決まりません。
決まらないうちに、
「帰りは1000円をポンッと置いてそのまま帰るのはどうでしょう」
なんて話に飛んで、
「でも、チャージがついて『足りません』ってなったらカッコ悪いよな」
とこれは他の店での場合ですが。
「でも、1万円も置いてかれへんしな」
と段々面白くなってきました。
で、結局決まらないままなんですけどね。
p.s.
心配になるので記録の更新は狙わないで下さいね。
|