『ポール・ジロー』というコニャック(ブランデー)を飲んで、
高級ブランデー、『ヘネシーV.S.O.P.』を店に置くのをやめました。
これが本当のブランデーか、と感動したのです。
300年以上続くジロー家のコニャック作りを受け継いだポール・ジローさん。
1968年にコニャック作りを決心し、1975年に、初めて現場でコニャック作りを体験しました。
そして、1976年、『ポール・ジロー』という自分の名前を付けたコニャックの販売を開始したのです。
先日、酒屋さんのメルマガに興味深いお酒の紹介がありました。
『ポール・ジロー キュベスペシャル 1976年ビンテージ』
キュべスペシャルとは、特別の樽のこと。
これまでも、1968年、1976年、1975年、とリリースされてきました。
そして、数年ぶりにそのキュベスペシャルが復活したのです。
ポール・ジローさんが特別に選んだ古酒の樽、1976年物が今年瓶詰めされました。
前回よりも更に熟成を重ねた、37年物。
その出来栄えは、今までのキュベスペシャルを凌駕すると言われています。
入荷しました。
『ポール・ジロー キュベスペシャル 1976』
もちろん今回限りの限定ボトル、シリアルナンバー入りです。
1ショット2,500円。
「僕が生まれた年に作られた原酒が、長い年月を経て、
今、このグラスに入っているのか」
と、しみじみと飲んでいたら、あっという間にグラスを空けてしまいました。
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