美人なのに自信のない人がいます。
意外にたくさんいます。
自信のない人は、みんな美人なのだと思うほどです。
神様は美人に美貌を与えて自信を奪いました。
これが美人の試練です。
幸せになるための試練なのです。
そこで、神様はいないと言います。
では、誰が自信を奪っていったのでしょうか。
ちなみに、付き合っている相手が、
自分から離れていかないようにするには、二つの方法があります。
一つは自信を持たせてあげること。
もう一つは、相手の自信を奪ってあげることです。
暴力をふるう男から別れられないのは、
どっちも自分に自信がないからです。
以前付き合った女性とケンカした時に、
「そんなにムカつくんやったら殴ったらええやん」
と言われました。
怒っている時点ですでにダサいのに、さらに殴れなんて、
どこまで俺を下げるつもりだ、
と、そこで一気に冷めました。
あそこで殴っていたら、いまだに別れられていないと思います。
『ダサダサな僕と付き合ってくれるのは君しかいない』状態になるのです。
自信のない女性からすればしめたものです。
「ようそんな男と付き合ってられるな。はよ別れぇや」
という友達の励ましで生きていけるのです。
逆に自信を持たせてもらうと、やっぱり離れられません。
昨日来られた美人のお客様は、
「旦那にはモテる男でいてほしい」
と言っていました。
もう旦那さんは離れられません。
浮気すらできません。
なぜなら、モテているのは奥さんのお陰だからです。
その奥さんに嫌われるとモテなくなると知っているのです。
逆の方法で彼を縛りたいなら、モテなくさせるだけではいけません。
最低な男にしたてあげる必要があります。
それよりも、自信を持たせてつなげておく方がハッピーだと思うのです。
さて、自信のない美人は誰から自信を奪われたのでしょうか。
神様でもない、彼でも旦那でもありません。
最初からないのでもありません。
自信がない方が、楽に生きられるから、自信を持たないだけなのです。
奪われたのではなく生け贄(いけにえ)でした。
自信は、一段上の幸せを得るための覚悟の問題です。
覚悟ができたら返してもらえばいいのです。
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