ラフロイグ18年。
2012年04月06日(金)
「改装祝いです」と、お客さまに、

アイラ島のシングルモルト『ラフロイグ18年』をいただきました。

美味しいと聞いていましたが、飲んだことはありませんでした。

早速、飲みました。

美味しい。

アイラ島モルト独特のピート香は抑えられていて、

それでいて、その独特のピート香の旨みが残っています。

これは旨い。

アイラモルトは熟成年数が進めば、アイラ島らしさがなくなるという声も聞きます。

飲みやすくなるのです。

ただ、このアイラらしさというのも難しい。

クセの強い、ただクサイだけがアイラらしさではないと思うのです。

やんちゃしていた少年が年を重ねて、

悪さはしなくなったけど、男気はしっかり残っている。

そんな感じでしょうか。

ピートの薬クサさが男気です。

若いうちは、ただ暴れるだけです。

それが、大人になって角が取れる。

しかし、ずっと持っている熱さ、男気は内に秘めているのです。

それを、不器用な方法で表に出す、優しさ。

その熱い優しさを、ラフロイグ18年に感じました。

N様、O様ありがとうございました。

友達の結婚を海外にまで祝いに行く。
その真っ直ぐな熱さが素敵です。

そんな熱さも混じった『ラフロイグ18年』ですね。

p.s.
お二人で二本もいただきました。
「お店で出していいですよ」とおっしゃっていただきましたので、
店で提供させていただきます。

p.s.2
片づけを忘れて、今はいただきながらこれを書いています。

2012-04-06 | 記事へ |