「改装祝いです」と、お客さまに、
アイラ島のシングルモルト『ラフロイグ18年』をいただきました。
美味しいと聞いていましたが、飲んだことはありませんでした。
早速、飲みました。
美味しい。
アイラ島モルト独特のピート香は抑えられていて、
それでいて、その独特のピート香の旨みが残っています。
これは旨い。
アイラモルトは熟成年数が進めば、アイラ島らしさがなくなるという声も聞きます。
飲みやすくなるのです。
ただ、このアイラらしさというのも難しい。
クセの強い、ただクサイだけがアイラらしさではないと思うのです。
やんちゃしていた少年が年を重ねて、
悪さはしなくなったけど、男気はしっかり残っている。
そんな感じでしょうか。
ピートの薬クサさが男気です。
若いうちは、ただ暴れるだけです。
それが、大人になって角が取れる。
しかし、ずっと持っている熱さ、男気は内に秘めているのです。
それを、不器用な方法で表に出す、優しさ。
その熱い優しさを、ラフロイグ18年に感じました。
N様、O様ありがとうございました。
友達の結婚を海外にまで祝いに行く。
その真っ直ぐな熱さが素敵です。
そんな熱さも混じった『ラフロイグ18年』ですね。
p.s.
お二人で二本もいただきました。
「お店で出していいですよ」とおっしゃっていただきましたので、
店で提供させていただきます。
p.s.2
片づけを忘れて、今はいただきながらこれを書いています。
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