超特注。
2012年04月20日(金)
ちょうどいい大きさの物、というのは意外にありません。

幅はいいけど、奥行きや高さが微妙。

というようなことはよくあります。

カウンターの中に食器棚が必要でした。

しかも、欲しかったのは、奥行きが30cmの物。

そんな食器棚は売っていません。

あっても靴箱です。

全体の奥行きが30cmということは、
中はどれだけのスペースがとれるのか、という話になります。

小さな店をしていると、1cmがどれだけ大きいか、
それこそ、あと5mmあればという世界です。

そこで、友達の大工さん登場です。

作ってくれました。

全体の奥行き30cm、中の奥行き28.7cm。

これが限界ではないかと思います。

僕がその友達にお願いするものは、いつもただの特注ではありません。

全体はこういうサイズで、中もこれだけ欲しい、しかもこれを入れたい。

という、ある意味ムチャ振りなのです。

今回の食器棚の件では、
タンサンやトニックのケースも収納したい、という注文付きでした。

友達が悩んでいる途中に、

「あ、あと引き出しも」

なんて言う始末です。

それを、作ってくれるのです。

特注ではなく、超特注です。

こういう、注文をしたい人は他にもいるのではないかと思います。

家具の大きさは、あと、もうちょっとが気持ち悪いのです。

例えば、

「このスペースで、お洒落なバーカウンターセットがあったらええな」

というようなものが欲しくなったら、相談してみて下さい。

って、僕が作るのではないのですが。

2012-04-20 | 記事へ |