悩んでいた人が答えを出しました。
その答えは必ず正解なのです。
なぜなら、『問い』はその人が作っているからです。
よくあるカップルの話が、
「もう好きじゃないけど、別れられない」
というのです。
第三者はすぐに、
「早く別れた方がいい」
と言います。
そのあとに出した答えが、
「別れずに付き合う」
でした。
相談にのっていた人はよく分からなくなっています。
分からなくなっているのは、
当人が出した答えの『問い』を知らないからです。
問いはこうでした。
『B男君はA子さんのことが好きではありません。
でも、すぐに別れることもできません。
さて、B男君がA子さんに嫌われないようにするには、
今はどうすればいいでしょうか』
という問いだったのです。
問いがもし、
『さて、A子さんの将来を考えれば、
B男君はどうすればいいでしょうか』
だったら答えは違っていたかもしれません。
悩んだ時の解決方法で重要なのは、答えではなく、
『問い』なのです。
マンゴーカクテル
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