誰かを助けたいと思ったとき、
しなければいけないのは、自分が強くなることです。
なぜならば、人は自分が弱っているときに、
誰かを助けたくなるからです。
元気な人は、弱っている人を助けたいとは思いません。
そういう人が寄って来ないし、そういう人が目に入らないのです。
助けたいと思う人と、同じ病(やまい)にかかっていないか要チェックです。
元気な人は元気な人をより元気にしていくのです。
それが相乗効果です。
負のスパイラルはその逆で起きるのです。
僕の店にも、完全に弱っている人は来られません。
昨日来られた方も、
「元気になって報告に来れるようになったので来ました」
と言ってくださいました。
元気になってきて、このままもっと元気になるために来てくださったのです。
だから僕がしなければいけないのは、弱っている人を元気にしてあげようとするのではなく、
僕自身がどんどん元気でいることなのです。
すると、目の前の人の期待に応えることができるのです。
僕が病んでいても目の前の人の期待に応えることもできます。
そういう人が来られるからです。
でも、それは僕の望むところではありません。
元気になりかけた人が、このままもっと元気になりたい。
そういう人との相乗効果が理想です。
「来て良かったです」
と言われるのは僕の力だけではなく、来るべくして来られたタイミングが良かったのです。
ここが分岐点なのかもしれませんね。
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