『逆上がり』と『プラス思考』は似ています。
できる人はさらっとできますが、できない人はいつまでもできないのです。
逆上がりができない人に、口でいくら説明しても理解できません。
それは初めに、
「逆上がりなんてできるわけない」
と思っているのです。
だからどれだけ説明しても、言っている意味が分からないのです。
本気で逆上がりをしたい人は、必死で練習します。
手にマメができて、そのマメがつぶれて、手にテーピングを巻いてまで練習します。
普通はそこまでしません。
できなくても別にいいのです。
ここがプラス思考と似ています。
別にプラス思考にならなくても生きていけるのです。
手にマメを作るような苦労をするくらいなら、逆上がりなんてできなくてもいいのです。
どうしてもやりたい人だけが、練習して練習して、
最後にコツをつかむのです。
こうしてつかんだコツは一生忘れません。
そこで、逆上がりが自分のものになるのです。
プラス思考にもコツがあります。
でも、逆上がりと同じで、聞いて分かる人と分からない人がいるのです。
必死に練習している人だからこそ、そのコツがスッとつかめるのです。
逆上がりしたくない人に無理やり鉄棒を握らせるのは酷です。
同じように、プラス思考になりたい人だけが、一緒に練習するからつかめるのです。
初めからさらっとできてしまった人よりも、
必死に練習して習得した人の方がよく分かっています。
できないことは、よりよく知るチャンスです。
逆上がりしましょう。
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