結婚は手段です。
目的は、一緒にいることです。
逆はさみしいです。
結婚が目的になって、一緒にいることがその手段になるのです。
仕方なく一緒にいてます、という感じです。
ずっと一緒にいたいと思った時に、
その手段として結婚を考えるのです。
一生付き合っていくなら、実は結婚した方が楽なのです。
だから結婚する人は意外にあっさりと決めます。
「部屋を二つ借りてるのももったいないし」
という感じです。
それがいいのです。
「結婚するつもりがないなら別れましょう」
と言われるのは目的が結婚になっています。
一緒にいたいというのがどこかに行ってしまっているのです。
「結婚すると女性は豹変するよ」と脅す人がいます。
それは、結婚が目的だったからです。
目的を果すために自分を隠していただけです。
ひょう変ではなく、やっと自分を出せたのです。
ずっと一緒にいることが目的ならば、ひょう変していられません。
ひょう変するならいい方向に変わるのです。
どんどんいい人になっていくのです。
「結婚なんてするもんじゃない」
と失敗した人はいいますが、それは、会社をクビになった人が、
「就職なんてするもんじゃない」
というようなものです。
結婚も就職も悪くありません。
たまたま、その相手なり会社と合わなかっただけです。
結婚は所詮、手段です。
大切なのは、誰とどうなりたいか、ということです。
相手を見ずに、結婚という言葉に惑わされないことです。
就職した会社員がしなければいけないのは、
社長や従業員と共に会社を盛り上げていくことです。
結婚も、二人で二人の人生を盛り上げていくことが目的です。
お互いの目的が変わるまで一緒にいられます。
一緒にいれば人生が盛り上がる。
だから一緒にいたい。
それが目的です。
まずは自分の目的が重要です。
「私はずっと愛人でいい」
と言っている人が強いのはそこです。
一緒にいたいという純粋な気持ちが二人の絆を強めています。
そこで、その人が捨てられる時がくるとすれば、
「やっぱり結婚したい」
と言い出した時です。
結婚を目的にすれば捨てられます。
「ずっと一緒にハッピーでいようね」
と言っていれば、自然と結婚の方向に向かうのです。
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