自分に何か起こったときの、プラス思考の方法は二つあります。
一つは、
「これが起こった意味は、自分を成長させるためだとすればどういうことだろう」
二つ目は、
「これが起こった意味は、自分を助けるためだとすればどういうことだろう」
と考えるのです。
ずっと以前、妻がまだ彼女だったころ、妻の原付が盗まれました。
妻はどう考えたか。
「あのまま原付で帰っていたら、大事故を起こしていたのかもしれない」
と考えました。
バカバカしいと思うかもしれませんが、これがプラス思考です。
他の考え方をみてみましょう。
楽観主義の人なら、
「ま、えっか。しゃぁないしゃぁない」
と言うでしょう。
悲観主義の人なら、
「やっぱり私はついていない」
と言うでしょう。
マイナス思考の人なら、
「何で私はいつもこんなひどいことが起こるの。これだけでは終わらずに、
もっとひどいことが起こるかもしれない。」
と、益々落ち込むことでしょう。
僕はやっぱりプラス思考の方がいいです。
「大事故も免れ、原付はすぐには買えないなら自転車を買って、健康的にもよくなろう」
と考える方が前向きです。
こんな彼女になら、原付を買ってあげたくなるのは僕だけではないはずです。
成長のためと考えるのが暑苦しいなら、
それはきっと、何か大切な意味があってのことだと考えてはいかがでしょう。
|