帰国。
2013年01月21日(月)
バンコクでは完全にスイッチを切り替えていました。

オンとオフをこれほど切り替えられるのは、

1月であの暑さのタイだからだと思います。

自分の職業が何だったのか忘れてしまいそうになります。

お土産を買っている時に、

「これを日本で売るのか?」

と聞かれました。

「いやいや、実は日本でBARをやってるんです」

と言った時に、そうだ、日本でBARをやってるんだ。

と再認識しました。

それくらい、バンコクでは僕は何者でもなくなっています。

タイのボクサーで、マニー・パッキャオという、

6階級制覇したすごいチャンピオンがいます。

そのパッキャオ選手に僕は似ているみたいです。

ある時は、タクシーの呼び込みのおっちゃんにファイティングポーズをとられ、

「マニー・パッキャオを知っているか?どこから来たんだ?

フィリピンか?」

と聞かれました。

フィリピン人でもないし、ボクサーでもないし。

でも、なんでもいいや、と思いながら、

「Japanese na」

と、一言答えていました。

それは、さておき、どこでスイッチを元に戻せるのか。

今回は、開店準備でアイスピックを持ったときでした。

そう簡単に腕は鈍りません。

手が覚えていたように氷を削りだした時、

BARモードにスイッチが切り替わりました。

ただいま帰りました。

またよろしくお願いいたします。

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