モチベーションを保つために。
2013年02月14日(木)
「モチベーションを保つ秘訣はなんですか?」

と聞かれました。

参考にならないかもしれませんが、

「好きなことをすることです」

モチベーションを一時的に上げるのは簡単です。

ご褒美を用意すればいいのです。

でも、それは一時的なものです。

給料を上げてもらうのも同じです。

モチベーションは持続させることが大事です。

それの一番の方法は、やはり、

「好きなことをする」です。

では、その好きなことが好きではなくなったらどうするか。

モチベーションを保つ他の方法があります。

まず、求められていることをする。

求められると、そこが自分の居場所になります。

自分の居場所が見つかるとモチベーションになります。

ディズニーランドのミッキーマウスのモチベーションが高いのは、

みんなに求められているからです。

もし、ミッキーが子供から蹴られまくり、

お客さん(ゲスト)から、

「私、ミッキー嫌い」

と言われ続けたらどうでしょう。

どんなに自分がミッキーマウスが好きでも、

やる気をなくすのではないでしょうか。

嫁と子供のために頑張れるお父さんも求められているからです。

モチベーションのもう一つは、

「それをやる意味」です。

それをやる意味が自分なりに納得できていればモチベーションは下がりません。

ディズニーランドに、カストーディアルという清掃の仕事があります。

この仕事は、ディズニーランドでも人気の仕事だそうです。

清掃の仕事で、なぜここまで楽しんで仕事ができるのか。

それは、その仕事に意味を見出しているからです。

ディズニーランドではごみは15分以内になくなると言われています。

これはカストーディアルの人たちのおかげです。(本当はキャスト全員が清掃員だそうですが)

魔法の国を作るためにはごみが落ちていてはいけません。

その魔法の国を作っているのだという意識が、モチベーションになるのです。

人が一番つらいと思う仕事は、意味のない仕事だといいます。

「ここに大きな穴を掘って」

と言われて穴を掘る。すると次に、

「では、その穴を埋めておいて」

と言われる。そしてまたすぐに、

「さっきと同じ穴を掘って」

と言われて、掘るとまた埋めてと言われる。

こんな仕事が一番つらいのです。

その作業になんの意味もないからです。

働く理由は、お金を稼ぐため、でもいいのです。

でも、それをやる意味はお金ではありません。

意味まで考えると、モチベーションが保てるのです。

2013-02-14 | 記事へ |