「やるべきかどうか」「やめるべきかどうか」
ということを考えていると、答えはなかなか出ません。
どっちも、メリット、デメリットがあるからです。
それならば、
「やらなくてもいいから、もしやるならどうすればいいか」
という風に考えてみてはいかがでしょう。
「やめなくていいから、やめるためには何が必要だろう」
と考えてみるのです。
大事なのは、「やらなくてもいい」という前提です。
この前提がないと、強制的になってしまって思考が停止します。
答えはもう出ているのです。
でも、一歩が踏み出せません。
普通はそう簡単に何でも踏み出せません。
それが、今まで生きてこられた術(すべ)でもあります。
安全装置です。
銃の撃ち方も分からないのに安全装置を先に外しません。
だから、勢いで安全装置を外してしまうのではなく、
ちゃんと準備をして、引き金を引いた時に、
「あ、安全装置を外してなかった。いかんいかん」
と、自然に安全装置を外して引き金を引く。
そこまで時間をかけてみるのです。
準備だけして踏み出せなくてもいいと思うのです。
いつかどこかで、その準備が初めの一歩だったことに気づきます。
「明日、突然そのチャンスが来たときの準備は、できていますか?」
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