『アマゾンばか』(地球丸)/TERUさん。
2013年03月02日(土)
友達の友人にTERUさんという、ブラジルのアマゾンに、

巨大な魚を釣りに行く「釣り冒険家」の人がいます。

もう8年もアマゾンに通っているそうです。

以前、僕の店にも3回ほど来てくださいました。

僕は釣りをしないので、釣りに関する質問はできなかったのですが、

聞いてみたいことがありました。

「何があれば、その一歩を踏み出せるのですか?」

10代や20代ならバックパッカーでも何でもできそうです。

それを、30代になってもやり続けられることがすごいと思っていたのです。

20代でも、アマゾンへのその一歩は重いはずです。

TERUさんは答えてくれました。

「思いの大きさでしょう」

シンプルですが、それが全てです。

そんなTERUさんが『アマゾンばか』という本を出されました。

僕はそれを聞いて早速注文して読みました。

直接TERUさんの口から聞いた、

「バッカーン!!」

という魚がかかったときの擬音語が踊っていました。

一気に読みました。

まったく魚釣りをしない僕が、ワクワクしてしまいました。

ブラジルへの、アマゾンへの、そして釣りへの思いが満載でした。

最後の、「牙。」という詩がよかった。

「備えよ常に。」から始まります。

ぬるくなった人生のお湯を、追い炊きしてくれる一冊でした。

アマゾンばか

アマゾンばか
著者:中東照雄
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2013-03-02 | 記事へ |