カップルができました。
恋愛どころではない場所で出会った二人です。
恋愛どころではないときに、相手が見つかるのです。
ここが難しいところです。
「求めよさらば与えられん」
ではないのです。
社内恋愛でも、うまくいく場合といかない場合があります。
社内で恋人を探す人はうまくいきません。
仕事に集中しているときに、ふと隣にいる異性と気が合う。
そういう出会いならうまくいきます。
恋愛よりも仕事が好きでないと、社内恋愛は続かないのです。
恋人を作ることを第一に行動してしまうと、自分がぶれてしまいます。
出会った相手にとりあえず合わせようとしてしまうのです。
それではどれが本当の自分なのか分からなくなります。
相手も困るのです。
「この人といると自分らしくいられる」
という人にめぐり合うためには、常に自分らしくいる必要があります。
付き合ってからは相手に合わせたり、似てくるなんてこともあります。
その時点では、大事な軸はもうぶれないのです。
大切なのは、出会った時です。
上手くいくときの出会いなんて、一瞬です。
コンパも1時間も2時間もいなくていいと思います。
開始20分で話が盛り上がらないならお開きでいいと思います。
それくらい、合う合わないは明確に分かるものです。
頑張って頑張って、粘って粘ってやっと付き合えても体力が残っていません。
せっかくOKしてもらったのに、燃え尽きてしまっては目も当てられません。
カップルができる瞬間を見ていると、みんな自然です。
友達と作戦会議なんてしていません。
いけるときは、すっといけるのです。
すっといけないなら、一呼吸おいたほうがいい。
話が合うというのは、
「自分も相手も好きなように話しているのに楽しい」
という状態です。
自分がやりたいと思ったことを思わず口に出してしまっても、
実は相手も同じ気持ちだった。
こういう流れでカップルが成立するのです。
そんな相手なんてそうそういません。
だから、出会えれば一瞬で分かるということです。
難しく考えて、どう攻めようか、なんて考えなくていいのです。
「今度ごはん食べに行こう」
「うん、行こう」
という人と付き合えればスムーズです。
誘われたほうも、行きたくない場合は誘った人よりも悩むのです。
自分だけが悩んでいるわけではありません。
ちゃんと断ってくれたら、その勇気に感謝してもいいくらいです。
なんか違うかな、と思うときは違うのです。
いけるかも。という小さな自信を大切に。
うまくいくときは、やっぱりうまくいくのです。
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