自分との対話。
2014年01月25日(土)
アメリカのある会社に就職面接に行くと、挨拶もそこそこに、

「Tell me, Who you are and why you are here.
(あなたは誰で、なぜここにいるのか話してください)」

と、聞かれると教えてもらいました。

いきなり後ずさりしそうな質問です。

ここで、名前を言って「面接のために来ました」

なんて言えば間違いなく落とされます。

自分は誰で、つまりどういう人間で、こういうことができる、だからここに来た、

と言えないといけないのです。

恐いアメリカ人の前でなければ、実は深くて素敵な質問です。

「なぜここにいるのか」

なぜ、オーストラリアじゃなくて日本なのか。

なぜ、東京じゃなくて大阪なのか。

尋問ではありません。

自分でいかに深く掘っていけるかです。

「なぜここにいるのか」

この質問に答えていく近道は、

「あなたは誰?」

という質問に先に答えるといいのです。

自分は誰で何ができて何が好きで何を求めているのか、

を明確にすれば、ここにいる理由が分かります。

僕は、広いこと多いことよりも深いことを望んでいます。

よくタイに行っていたときに、

「他の国には行かないのですか?」

と聞かれました。

多くよりも深くです。

一人時間、自分との対話のネタがつきたら。

「Tell me, Who you are and why you are here.」

あなたはなぜここにいるのですか?

2014-01-25 | 記事へ |