趣味を仕事にするならば。
2014年08月04日(月)
好きなことを仕事にしても続かないのは、

そもそも仕事が好きではないからです。

仕事が嫌いな人が、趣味を仕事にすると、

それは単に、趣味が嫌いなものに変わっただけです。

趣味もなくしてしまってもったいないです。

趣味を仕事にしたならば、

今度はその仕事を好きになる段階がいるのです。

例えばバーのマスターの場合。

カクテルを作るのが趣味でマスターになったとします。

カクテルを作るというのは、全体の仕事の2割ほどです。

残りの8割はまったく違う仕事をしなければいけません。

この8割の仕事を好きになれないと、バーのマスターはやっていけません。

せっかくバーを開いても、好きなカクテル作りは2割ほどしかできないのです。

これが、趣味を仕事にしたときの現実です。

残り8割の仕事も含めて好きになることで、

好きな仕事をしているように見えるのです。

だから仕事が好きな人は、どんな仕事でも好きなことをして食べていけます。

仕事自体が好きだからです。

逆に仕事が嫌いな人は、どんな好きなことを仕事にしても続かないのです。

面白い仕事、好きな仕事があるわけではありません。

仕事が好きか、面白いか、なのです。

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