同窓会。
2014年12月12日(金)
20代のころに書いたコラムに、

『20代は未来を見て、30代は今を見て、40代は過去を見る。』

というようなことを書いていました。

お客様との会話の話でした。

20代の僕は、

「過去を見てもしかたない。前を見ないと」

なんて偉そうに思っていましたが、40才を目前に、

過去の思い出の貴重さに気づきました。

その思い出を共有できる友達に再会したからです。

お金では買えない時間を共有していました。

同じ話で何度でも思い出し笑いのできる仲間です。

あの過去があったから、今笑えることがあるのです。

過去を見るというのは、貴重な財産を棚卸しするということです。

思い出の豊かさに気づいて感謝できるのです。

その過去を作ったのは、当時の今です。

そして、それを棚卸しするのは、当時の未来です。

どの時間も大切です。

未来だけを見るのではなく、今だけを見るのでもなく、

もちろん、過去だけを見るのでもない、

『この人生』を見る生き方があります。

どこかに集中するのではなく、過去も未来も今も含めて人生なのです。

40代は、今よりももっと柔軟に過ごしていきたいと思うのです。

2014-12-12 | 記事へ |