筋トレ、ダイエットの勘違い。
2016年03月12日(土)
よく、

「脂肪を筋肉に変える」

と言う人がいますが、脂肪は筋肉には変わりません。

牛乳を豆乳に変えるようなものです。

そもそも原材料が違います。

筋肉と脂肪の関係を分かりやすく言うと、

車のエンジンとガソリンのような関係です。

筋肉がエンジンで、脂肪がガソリンです。

これくらい物が違います。

筋肉を動かすために脂肪が使われるという関係です。

なので筋肉を増やすと、脂肪がよりたくさん燃やされるということです。

逆に、筋肉が小さいと脂肪はほとんど燃やされません。

必要以上のガソリンは溜まっていくだけです。

つまり、痩せるためには二つしかありません。

エンジンを大きくするか、ガソリンを入れないか、です。

ガソリンを入れない、つまり食事制限だけのダイエットには弊害もあります。

飢餓状態が続くと生命維持のために、

体は次に入ってきたものを脂肪として溜めておこうとするのです。

これは、太りやすい体を作ってしまうということです。

あまり食べていないのに太ってしまうのは、こういう状態なのかもしれません。

一番いいのはエンジンを大きくしてしまうということです。

アメ車のように燃費を悪くするのです。

すると、食べても食べても燃焼するので太らない体になります。

ウォーキングやジョギングで痩せようとしても難しいのは、

ウォーキングやジョギングの消費カロリーは想像以上に低いのです。

エコカーでちょっとそこまで行くようなものです。

ガソリンは全然減りません。

なのに、心拍数を少し上げた運動を続けると必要以上にお腹が減るのです。

そこで余計に食べてしまうと逆に太ります。

それよりは、大きいエンジンで24時間アイドリングさせているような状態の方が、

ガソリンは使います。

車では困りますが、太らない人はこういうことなのです。

筋トレダイエットで初期の段階にくじけてしまう人がいます。

実は、筋トレを始めるとすぐに体重が2kgほど増えるのです。

「なんで、筋トレしてるのに体重が増えるの?!」

と、イヤになって止めてしまうのです。

これはもったいないです。

筋トレを始めて体重が2kg増えるのは、筋肉が2kg増えたのです。

つまり、脂肪を燃やすエンジンが2kg大きくなったのです。

これは喜ぶべきことです。

その筋肉がジワジワと脂肪を燃やしていってくれるのです。

それなのに、体重が増えたイコール太ったと勘違いして止めてしまうのです。

ダイエットはここからなのです。

こんな勘違いがたくさんあります。

筋トレをしてもすぐに筋肉が付くわけではありません。

このタイムラグを知っていると続けられます。

筋トレの回数やプロテインを飲むタイミング、

知らずに始めてしまうと効果が半減してしまいます。

そして続けるためのモチベーションをどうやって保つのか。

筋肉がつくかどうかは、

「今日は止めとこうかな」

と、思った日に、奮起して筋トレをできるかどうかです。

この積み重ねです。

今、お客さんが筋トレを始めるというので、LINEでサポートしてあげています。

すると、僕もやらずにはいられなくなるのです。

サポートする側の僕まで火が点いてしまいました。

夏までにどうしても何とかしたいという方。

一緒に情熱と脂肪を燃やしましょう^^

2016-03-12 | 記事へ |