お酒のご縁。
2016年09月18日(日)
若いお客様が、メニューの片っ端から飲んでくださっています。

「でも、あまり覚えてないんですけどね」

と、おっしゃいました。

それでいいと思うのです。

覚えてないということは、あまりピンとこなかったということです。

「これは美味しい!」

というものが見つかることが大事です。

すると、また飲みたいと思うので自然と覚えます。

美味しくなかったのも覚えていなくても大丈夫です。

また頼んでしまうことがあっても、それは何かの縁です。

もしかすると今度は美味しく感じるかもしれません。

お酒にはそういうことがよくあります。

それでも口に合わなければ今度は覚えておけます。

苦手なものを意識するよりも、

自分にとって「これは美味い!」

と思うお酒が見つかるほうが幸せです。

探究心のある若いお客様に、素敵なご縁がありますように。

2016-09-18 | 記事へ |