営業。
2007年03月02日(金)
病院に薬の販売をしていた方に話を聞きました。
病院の営業は大変です。
病院は保守的なので、なかなか新しい薬は置いてもらえないそうです。
その方は、まず看護師さんにお願いして、一緒に掃除をさせてもいました。
薬の営業はせずに、掃除ばかりしていたそうです。
するとある日、仲良くなった看護師さんが先生に、
「薬をおいてもらえませんか。」
とお願いしてくれるのだそうです。
一度入れてもらえれば、ロットが大きいので売り上げもうなぎのぼりだったそうです。
話はそう簡単ではなかったでしょうが、勉強になります。
そして、こう話して下さいました。
「あのね。一緒に楽をした人は忘れる。でもね、一緒に苦労した人は忘れないんだよ。」
辛い掃除を一緒にしてくれた人は忘れません。
そしてそれが、自分を覚えてもらう最良の方法だったと話して下さいました。

2007-03-02 | 記事へ |