やりたいことの見つけ方。
2008年11月01日(土)
相変わらず、『やりたいことを叶える本』はたくさんあります。
でも、やりたいことがそもそもない人もたくさんいます。
やりたいことはどうしたら見つかるのでしょうか。
やりたいことを頭で考えていても見つかりません。
頭で考えてしまうと、すぐにそれが無理な条件まで考えてしまいます。
すると前に進みません。
頭ではなく、心で感じるのです。
宗教っぽいですが真剣です。
例えば僕の場合、「ゴルフをしよう」と誘われたとします。
今は全然興味がないので、気持ちは何の反応もしません。
これは単にやりたくないことです。
次に「釣りはどう?」と誘われたとします。
頭では、「面白そう」と思うのです。
「釣糸たらして、ぼーっと考え事するのもええなぁ」
とか、
「釣った魚を料理してみたら面白いやろうなぁ」
と、ここまでは頭で考えられます。
でもやりません。
それは、気持ちがワクワクしていないからです。
ここで、気持ちがドキドキしてきて、
「あぁ、釣りしたい!」
と思えたら、それがやりたいことです。
こうなると、もう誰も止められません。
それが、本当にやりたいことだと思うのです。
頭ではなく気持ちに聞いてみる。
「とにかく何でもええから始めてみる」
という手もありますが、
「とにかくどこでもいいから株を買ってみる」
みたいでリスクを感じます。
株が上がってくれたら万々歳ですが、
下がってしまったら悔しい。
ちゃんと、財務諸表から株価まで調べて買っていれば反省もできますが、
とりあえず飛びついただけではリスクが高い。
それと一緒で、やりたいことも本当はどうかを知っておきたいと思うのです。
株よりも簡単なのは、何も調べる必要がないことです。
ただ、自分の気持ちに素直に聞くだけです。
そして、ワクワクしてきたら始める。
それだけです。
僕は今、株に興味があるのですが、
チャートや四季報などを見て、「これは買いだ」ってすぐに分かったら面白いだろうな、
と想像するとワクワクしてきます。
もっと勉強しよう、と思うのです。
タイで買い物をして、タイ語で値段交渉をしている自分を想像すると、
ドキドキしてきます。
それがあるかどうかです。
「英語しゃべれたら便利やろなぁ」
というのはまだ頭で考えている状態です。
これでは、やりたいことリストには入れられません。
英語・しゃべる・通じる・かっこいい・・・ドキドキ。
という感情を探すのです。
世の中にあるものを、ひとつひとつ心と相談してみるのです。

2008-11-01 | 記事へ |