ケーキ事件。
2009年06月16日(火)
ツイてない時のイメージは、そのまま結果になります。

明日のおばあちゃんの貸切喫茶で出すケーキを買いに行きました。
いつも買いに行く美味しいケーキ屋さんです。

でも、今日の店員さんはなぜか感じが悪かったのです。
きっと機嫌が悪かったのでしょう。
イヤだな、と思いながらもショートケーキを8個買いました。
いつもは、箱の中で動かないように、
一つ一つに仕切りをしてくれるのですが今日はしてくれませんでした。
しかも、この暑い昼間なのに、保冷剤も入れてくれなかったのです。
「お早めに冷蔵庫にお入れください」
とさらっと言われました。

そうなると焦ります。
もう一軒寄ろうと思っていた店もやめて家路を急ぎます。

でも、仕切りがないので急いではケーキがつぶれてしまいます。
そこは慎重に原チャを走らせました。

「大丈夫かな、あの店員さん。つぶれたらクレームしちゃうよ。
でも、つぶれてしまったら作った人に申し訳ないよな」

なんてぶつくさと考えながら家路につきました。

そこで、気が抜けました。
原チャのスタンドを上げようとした時に、
なんと、原チャを倒してしまったのです。
原チャを倒すなんてもう何年もやっていません。
それが、よりによってケーキを積んでる今日に限って!

さぁ、ケーキが心配です。
一緒に行っていた彼女も駆け寄ってきました。

ケーキは見事!
ひっくり返っていました。
一つもセーフなのが見当たりません。



こんな状況で救われたことが二つあります。
一つは、明日が喫茶の日なので明日でもまだ間に合います。
そして、もう一つは、
彼女が大爆笑してくれたことです。
人目をはばからず、
「ギャハハハハハ」
と笑っています。
確かに笑えます。
笑いながら、
「ちょっ、写メ撮ってええ?」
と、携帯を構えた手も震えるくらい笑っています。
そこまで笑ってもらえると、
「原チャこかせて良かったな」
とさえ思えてきます。
凹みますが笑えます。

結局、明日またケーキを買いに行くことにして、
これは自分たちで食べることにしました。

一つ一つをなんとかはがして僕は一つ食べ、
彼女は二つ食べました。
食べながら彼女は、
「見た目じゃないよ」
と言いながら、またプッと笑っていました。

2009-06-16 | 記事へ |