客観的に自分を見られない時は、
自分と近い人を見ればいいのです。
恋人でも仲の良い友達でも、今、気が合う人でもいいのです。
今、距離の近い人。
その人が、自分の鏡なのです。
カップルはどうしてもやっぱり似ています。
考え方や、今の状況まで似ているのです。
相手に対して思うことは、
自分に対して思うことなのです。
彼が優しいのは彼女が優しいからだと、コラムにも書きました。
彼女に夢がないのは、彼にも夢がないからです。
そんなことに気がつくと、目の前が開けます。
彼女に夢を持たせようとしてはいけません。
逆です。
自分が夢を持てば、彼女にも夢が見つかるのです。
何でも人のせいにするから悩むのです。
仕事をしていない友達がいると何とかしてあげたいと思います。
これも逆です。
自分が楽しく仕事をしていれば、
友達も仕事がしたくなるのです。
説教が、嫉妬になっては本末転倒です。
友達に彼女を作ってあげたい、と思う時は、
自分も新しい彼女を作りたいのです。
極端ですが、幸せな夫婦ほど、
「はよ、結婚しいや」
とは言わないものです。
お勧めは道連れなのです。
幸せな人には、同じように幸せな人がそばにいるので、
お勧めじゃなく、単なる紹介になるのです。
「最近、こんなこと始めてん」
と、楽しそうに語ってくれるだけです。
誘ってはくれません。
それがいいのです。
そこで、自分がやりたくなればお願いすればいいのです。
話がちょっとそれました。
周りを幸せにすれば自分も幸せになる。
というのも一理あります。
もう一つは、自分が頑張っていれば、周りも頑張っている。
ということです。
頑張らせて頑張れるのは自分だけです。
他人に求めればガッカリするだけです。
そんな話を彼女との定例会で話していました。
以前、師匠に言われた言葉を、彼女に先に言われてしまいました。
「『me first(まずは自分から)』やな」
オチは彼女に譲りました。
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