「私は男を見る目がない」
と言う女性は、たとえ素敵な男性をつかまえても、
その男性をダメな男にして、
「ほらね、やっぱり私は見る目がないでしょ」
と言います。
男性はこういう女性には近づかないことです。
マイナス思考と悲観主義を足した、マイナス主義です。
「幸せになんてなってやるもんか」というスタンスです。
当然、パートナーは道連れです。
つかまえられるなら、あげまんがいいです。
あげまんは、プラス思考のプラス主義です。
「私は男を見る目がある」
と言います。
これは勇気がいります。
自己責任だからです。
「見る目がない」
と言っておけば、責任を逃れられます。
ダメな男のせいにしておけるのです。
逆に、見る目があると言ってしまえば、
ダメな男の相手なんてしていられません。
必死で選びます。
だから、うまくいくのです。
「見る目がない」のではなくて、選んでないのです。
言い寄ってくる男の中から選ぶのではありません。
言い寄ってこない男も含めて選んでいるかどうかです。
ナイマス主義の人は、
「裏切られた」
と言います。
プラス主義の人は、
「信じるのを止めた」
と言います。
同じ意味ですが、捉え方が違います。
誰のせいにしているかです。
「見る目がない」というのは相手のせいにしています。
自分を卑下しているわけではないのです。
自分のせいにするなら、
「また男を一人ダメにしてしまったわ。私って悪い女」
と言うべきです。
それはそれで、悪女の魅力が出てくるのかもしれませんね。
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