「夢や目標は絶対必要か」
必要ではないと思います。
夢や目標がないということは、
現状に満足しているということです。
現状がいい状態なのに、それを無理に壊す必要はありません。
夢や目標は、それがある人が目指せばいいのです。
あるからといって、それだけで幸せなわけではありません。
「いや、でも目標を持って頑張らなきゃ幸せになれない」
と、思っている人もいます。
逆です。
幸せだから頑張るのです。
そして、頑張っているから目標ができるのです。
「プロ野球選手になりたい」というのはまだ夢ではありません。
ただの願望です。
「二軍でもいいのですか」
ということです。
夢というのは、
「どんなプロ野球選手になりたいか」
というところが大事です。
それには、少なくとも野球をやってみないと気づけません。
何もせずに、夢や目標を探すのはしんどいです。
満腹で食欲がないときに、食べたい物を聞かれるようなものです。
今はちょっと考えられない状態です。
食べたい物を考えるには、お腹を減らすのが一番です。
動くのです。
動いていればお腹が減ります。
すると、また食べたい物が見つかります。
夢や目標も同じです。
やりたいことの飢餓状態が必要です。
動いていればどんどん消化していきます。
だから、どんどん見えてくるのです。
ただそれがいいとは限りません。
エコモードで走っているのに、無理にアクセルをふかす必要もないのです。
エコモードは幸せモードです。
それもまた、進み方なのです。
毎日をなんとか乗り切って、また明日を向かえる。
僕はそんな毎日です。
大きな夢はいりません。
一日前に進めているなら、それで充分です。
ゆっくり行くから、遠くに行けるのです。
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