夢はなくてもいい。
2013年02月27日(水)
「夢や目標は絶対必要か」

必要ではないと思います。

夢や目標がないということは、
現状に満足しているということです。

現状がいい状態なのに、それを無理に壊す必要はありません。

夢や目標は、それがある人が目指せばいいのです。

あるからといって、それだけで幸せなわけではありません。

「いや、でも目標を持って頑張らなきゃ幸せになれない」

と、思っている人もいます。

逆です。

幸せだから頑張るのです。

そして、頑張っているから目標ができるのです。

「プロ野球選手になりたい」というのはまだ夢ではありません。

ただの願望です。

「二軍でもいいのですか」

ということです。

夢というのは、

「どんなプロ野球選手になりたいか」

というところが大事です。

それには、少なくとも野球をやってみないと気づけません。

何もせずに、夢や目標を探すのはしんどいです。

満腹で食欲がないときに、食べたい物を聞かれるようなものです。

今はちょっと考えられない状態です。

食べたい物を考えるには、お腹を減らすのが一番です。

動くのです。

動いていればお腹が減ります。

すると、また食べたい物が見つかります。

夢や目標も同じです。

やりたいことの飢餓状態が必要です。

動いていればどんどん消化していきます。

だから、どんどん見えてくるのです。

ただそれがいいとは限りません。

エコモードで走っているのに、無理にアクセルをふかす必要もないのです。

エコモードは幸せモードです。

それもまた、進み方なのです。

毎日をなんとか乗り切って、また明日を向かえる。

僕はそんな毎日です。

大きな夢はいりません。

一日前に進めているなら、それで充分です。

ゆっくり行くから、遠くに行けるのです。
2013-02-27 | 記事へ |