ストレスは発散しない。
2013年02月28日(木)
ストレスは発散してはいけません。

そもそも発散できません。

ストレスは風邪のようなものです。

風邪には風邪菌という原因があります。

風邪菌が風邪ではありません。

風邪菌に侵されて抵抗している状態が風邪です。

抗体があれば風邪にならない人もいます。

ストレスも同じです。

抗体があれば、ストレスにはなりません。

ストレスを感じるのは、

その嫌な状態をなんとかしようとしているからです。

だから、そのストレスは、必ずしもストレスの原因になったものが悪いわけではないのです。

嫌な上司と仲良くしている人もいます。

その上司はストレスの原因にはなっていますが、

ストレスそのものではないのです。

そこで押されたストレススイッチが問題なのです。

この、スイッチをオンにするかオフにするかで状況は変わります。

ストレスを発散するというのは、オンにしたまま何とかしようとしています。

発散しなくても、スイッチをオフにすればストレスはなくなります。

オフにする方法は簡単です。

まずはスイッチを探すのです。

上司自体がスイッチではありません。

上司をオフにできれば最高ですが、それは人としてダメです。

スイッチは必ず自分の中にあります。

上司のどの言葉、どの行動にストレス反応をしているのか。

それを探るのです。

それがスイッチです。

何も考えていないと勝手にスイッチが入ります。

スイッチが入ったときに、

「あ、今スイッチが入った」

と気づくだけで、気持ちは違います。

体育館の電気のスイッチを入れるように、

バチバチバチバチとスイッチを入れまくる人もいると思いますが、

それはそれで、なんだか面白くなってきます。

まずは自分のどんなストレススイッチが入ってしまっているのかを知るのです。

地雷を埋めておいて忘れていてはいけません。

爆発してからでは遅いのです。

「あ、今俺の地雷踏みよった」

と、冷静に気づいてあげるのです。

そして、

「ご苦労さん」

と、心で言って、スイッチをオフにすればいいのです。
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