よく、
「脂肪を筋肉に変える」
と言う人がいますが、脂肪は筋肉には変わりません。
牛乳を豆乳に変えるようなものです。
そもそも原材料が違います。
筋肉と脂肪の関係を分かりやすく言うと、
車のエンジンとガソリンのような関係です。
筋肉がエンジンで、脂肪がガソリンです。
これくらい物が違います。
筋肉を動かすために脂肪が使われるという関係です。
なので筋肉を増やすと、脂肪がよりたくさん燃やされるということです。
逆に、筋肉が小さいと脂肪はほとんど燃やされません。
必要以上のガソリンは溜まっていくだけです。
つまり、痩せるためには二つしかありません。
エンジンを大きくするか、ガソリンを入れないか、です。
ガソリンを入れない、つまり食事制限だけのダイエットには弊害もあります。
飢餓状態が続くと生命維持のために、
体は次に入ってきたものを脂肪として溜めておこうとするのです。
これは、太りやすい体を作ってしまうということです。
あまり食べていないのに太ってしまうのは、こういう状態なのかもしれません。
一番いいのはエンジンを大きくしてしまうということです。
アメ車のように燃費を悪くするのです。
すると、食べても食べても燃焼するので太らない体になります。
ウォーキングやジョギングで痩せようとしても難しいのは、
ウォーキングやジョギングの消費カロリーは想像以上に低いのです。
エコカーでちょっとそこまで行くようなものです。
ガソリンは全然減りません。
なのに、心拍数を少し上げた運動を続けると必要以上にお腹が減るのです。
そこで余計に食べてしまうと逆に太ります。
それよりは、大きいエンジンで24時間アイドリングさせているような状態の方が、
ガソリンは使います。
車では困りますが、太らない人はこういうことなのです。
筋トレダイエットで初期の段階にくじけてしまう人がいます。
実は、筋トレを始めるとすぐに体重が2kgほど増えるのです。
「なんで、筋トレしてるのに体重が増えるの?!」
と、イヤになって止めてしまうのです。
これはもったいないです。
筋トレを始めて体重が2kg増えるのは、筋肉が2kg増えたのです。
つまり、脂肪を燃やすエンジンが2kg大きくなったのです。
これは喜ぶべきことです。
その筋肉がジワジワと脂肪を燃やしていってくれるのです。
それなのに、体重が増えたイコール太ったと勘違いして止めてしまうのです。
ダイエットはここからなのです。
こんな勘違いがたくさんあります。
筋トレをしてもすぐに筋肉が付くわけではありません。
このタイムラグを知っていると続けられます。
筋トレの回数やプロテインを飲むタイミング、
知らずに始めてしまうと効果が半減してしまいます。
そして続けるためのモチベーションをどうやって保つのか。
筋肉がつくかどうかは、
「今日は止めとこうかな」
と、思った日に、奮起して筋トレをできるかどうかです。
この積み重ねです。
今、お客さんが筋トレを始めるというので、LINEでサポートしてあげています。
すると、僕もやらずにはいられなくなるのです。
サポートする側の僕まで火が点いてしまいました。
夏までにどうしても何とかしたいという方。
一緒に情熱と脂肪を燃やしましょう^^
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