夢を語ろう。
2011年07月20日(水)
夢を語ろうと言うと、

「現実が大切だ」

と言われます。

「夢は叶えないと意味がない」

と言われます。

「だからもっと現実的な話をしよう」

と。

分かっていません。

現実は確かに大切です。

夢だって叶えないと、ただのホラ吹き扱いです。

それでも、まずは夢を語ることが大切だと思うのです。

夢でもなんでもないですが、

「温泉に行こう」

という話になった時に、

「とりあえず温泉で一風呂浴びてから、夕食でしょう」

「で、その後、温泉街をうろうろして、
また帰って温泉につかって」

「いいねぇ」

「で、部屋でまったりビールでも飲みながら語っちゃう?」

って話が盛り上がって、

「ほな、俺予約しとくわ」

という現実になるのです。

それを、温泉に行こうのあといきなり、

「予算は?」

「日にちは?」

「予約は誰が取る?」

って話をされると、

「温泉また今度でええか」

となるのです。

現実的な話は面白くないのです。

夢を語ってそれが叶わないのは、それほどでもないからです。

だから現実的な話をしても現実化しないのです。

語っているうちに、どうしてもやりたくなって、

そうすると勝手に体が動くのです。

動き出した時に初めて現実的な話が必要になるのです。

だからどんどん夢を語りましょう。

叶えなくてもいいのです。

本気で熱くなった夢は、もうどうしても叶うのです。

そうなった時は、

「生活はどうするの?」

と言う言葉は出てきません。

今、妻の友達が世界一周の旅に出ています。

いくら貯めたのか聞いていませんが、貧乏旅行だと思います。

夢を叶えているのです。

そんな彼に、

「生活はどうするの?」

という質問はおかしい。

夢を叶えることに比べたら生活することなんて何でもありません。

余裕で生活できます。

それよりも、大変で大事なことがあるのです。

それを乗り越えないと夢は叶いません。

だからそのエネルギーを溜めるために、

「夢を語りましょう」

ということなのです。
2011-07-20 | 記事へ |